こんにちは!難波矯正歯科です♪
今回は「顎がずれている場合の矯正」についてお話していきます。
「矯正で歯並びをきれいにできるのは知っているけれど、顎のずれまで治せるの?」と疑問に思っている方もいるかと思います。
顎がずれている状態にも個人差がありますが、顎がずれる原因や治療方法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
顎がずれている状態とは
顎がずれていると一言で言っても、下顎が左右のどちらかずれている場合や、
上下の顎が正常な噛み合わせからずれている場合など、さまざまです。
顎がずれる原因
顎がずれる原因は、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
・骨格の問題
・歯並びの問題
それぞれ詳しく見ていきます。
顎の大きさや形が違うなど骨格に問題があるケース
顎の大きさや形が、左右・上下が非対称の場合、顎にずれが発生します。遺伝による場合も
ありますし、頬づえや就寝時の体勢など、悪習慣が原因で少しずつ顎のずれが生じることも
あります。
歯並びが原因で噛み合わせがずれている
歯並びがガタガタ(叢生)で、上下の歯が当たってうまく噛み合わせることができないため、
顎をずらして噛んでいる方もいます。
また、正中線がずれていることで、笑ったときに顎がずれているように感じる場合もあります。
顎のずれを治す方法
歯列矯正
歯が生えている位置や向きが原因で顎がずれている場合、
矯正で顎のずれを治せる可能性が高くなります。
反対咬合や叢生といった症例で、ワイヤーやマウスピースを用いて歯列矯正を行います。
ヘッドギアや顎間ゴム、アンカースクリューといった補助的な装置を併用して噛みあわせのず
れを治すこともあります。
ただし、歯並びの症状にも軽度から重度まで個人差があります。
歯列矯正だけで顎のずれを治せるかどうかは、精密検査が必要です。
当院では、無料で矯正相談を行っておりますので、ご興味がある方は一度ご連絡ください。
外科手術
顎の大きさや形が異なる場合や、骨格的に顎が大きくずれている場合には、骨切りといった
外科手術が必要になることがあります。外科手術と矯正を併用することで、美しい歯並びにす
ることができます。
ただし、外科手術には合併症や後遺症のリスクがあるため、慎重に判断する必要があります。
外科手術を検討する場合には、メリットやデメリットを十分に理解して、慎重に判断するように
しましょう。
顎のずれを放置したときのリスク
顎がずれたまま生活を続けると、顎関節症が発症するリスクがあります。
顎関節症は、顎を動かすときに音が鳴ったり進行すると痛みが出たり、顎が開きにくくなる病気です。
自分自身では気付かない癖(寝るときの姿勢や頬づえ)があるかもしれません。
気になる症状がある場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。
この記事では、顎のずれの原因や治療法について紹介しました。
歯並びや顎のずれには個人差があります。
矯正相談では、患者さま一人ひとりに合った矯正方法を提案いたします。
気になる方はお気軽にご連絡ください。