こんにちは!難波矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
「歯列矯正を始めたいけど何から始めたらいいのかわからない…」「どんな流れで進んでいくの?」
ほとんどの方にとって矯正治療は初めての治療になるため、矯正治療の進め方について疑問を持っている方は多いです。
そこで今回は、歯列矯正を検討している方に向けて、一連の流れについて詳しくご紹介していきます。
歯列矯正に興味がある方はもちろんのこと、矯正中の方もぜひ参考にしてください。
目次
歯列矯正の流れ
歯列矯正は、以下の流れで進めていくのが一般的です。
- 無料カウンセリング
- 精密検査
- 検査結果と治療計画の説明
- 矯正装置をつける準備
- 矯正治療開始
- 調整
- 装置を取り保定期間へ移行
それぞれの所要時間の目安や内容、治療期間などを詳しく解説します。
無料カウンセリング(目安時間:約60分)
矯正治療はカウンセリングを受けるところから始まります。
カウンセリングとは「相談」「助言」という意味があり、「歯列矯正とは何か?」というところからお話させて頂きます。
当院では専門のカウンセラーが皆様のお悩みである部分を詳しくお伺いいたします。
治療費のお支払い方法や装置、抜歯はできるだけしたくないなどご不安な点は全て打ち明けてください。
さまざまなご提案をさせて頂きます。
精密検査(目安時間:約30~45分)
現在の歯並びや噛み合わせの状態、骨格や虫歯・歯周病の有無などをしっかり検査していきます。
歯科医師または衛生士にも気になる事があればご質問して頂くことも可能ですので、
この日は疑問が解消されるまでとことん聞いてみてください。
この「精密検査」を飛ばして歯列矯正の治療を始めるということは、
基本的にどのクリニックもないため必要なものだということを覚えておいてくださいね。
矯正治療を前向きに検討されている方や、やる気にみなぎっている方は、
カウンセリング後に精密検査を受けて頂くことも可能です。
当院の精密検査の内容としては、下記にも記載しておりますのでご参照ください。
→「精密検査の費用は?どんなことをするの?」
※医院やクリニックによって検査内容は異なります。
検査結果と治療計画の説明(目安時間:約30~45分)
この日には、ご自身の歯並びのどこがどんな風になっているのか、抜歯は必要なのか、
どの装置だと一番綺麗に短期間で治療が終了できるのかを歯科医師よりご説明させて頂きます。
虫歯・歯周病の治療が必要となった場合もこのタイミングでお伝えさせて頂きます。
また、当院ではシュミレーションと呼ばれる治療後の完成形の歯並びを見ることも可能です。
混雑状況にもよりますが、精密検査の1~2週間後に診断(検査結果と治療計画の説明)のご予約をお取りいただけます。
治療計画もどのように進めていくのか細かく説明しますので、
ご不安な点やご不明な点が無くなるまで思いをぶつけて下さい。
もし歯科医師に言い辛いことがあるようでしたら、カウンセラーが承りますのでご安心くださいね。
治療計画や装置、治療費に納得いただき契約に進む場合は、同意書へのサインなどのお手続き等がございますので、
目安時間に+20~30分程お時間をいただきます。
矯正装置をつける準備
患者さんによっては装置をつける前に虫歯や歯周病の治療や抜歯等の準備をします。
当院でお渡しする依頼書をかかりつけ医等にご持参いただき、治療が完了したのちに装置をつけます。
矯正治療開始(目安時間:約45~90分)
歯の治療や抜歯が完了したらいよいよ治療開始です!
治療期間は患者さんにもよりますが、目安としては1年半~2年半くらいになります。
装置は上からつけるか下からつけるかはそれぞれで異なりますが、
治療計画の説明の際にお伝えした順番で付けていくのでご安心ください。
また、初めて装置をつける患者さんには初回の説明(お食事の際の注意点や歯磨き、MFTトレーニングなど)があるため、
少し長めの治療時間になります。
調整(目安時間:約30~60分)
装置がついてからはワイヤーを交換したりゴムをかけることで歯を動かしていきます。
通院の頻度は患者様の治療段階や矯正装置によって異なりますが、
基本的には2~4週間に1回の範囲でご来院をお願いしております。
治療開始~初期
初期の段階は装置に慣れるということを目的としているため、ワイヤーの太さは一番細いものが入っています。
ですが細いからといって油断してはいけません。
細くてもしっかり歯は動いてきますし、それなりに痛みも伴う方もいらっしゃいます。
また、口腔内に今までなかったものがあるため口内炎もできやすくなりますが、
1~2カ月程すれば違和感にも慣れてくるので心配しなくて大丈夫です。
装置を付けた1か月後に来院された方のほとんどが、
前歯のガタガタが綺麗になってきていると実感されるほど動いているのでモチベーションも上がるはずです!
中期
矯正治療の段階としては、
歯並びのガタガタを取る→隙間(抜歯したスペース等)を埋めるために引き下げる→噛み合わせの調整という流れです。
この期間には隙間を埋めて前歯を引き下げる段階に入ります。
目に見える変化はあまりないですが、久しぶりに会った知人に、
「あれ?Eライン綺麗になった?」と言われることがある期間です。
治療途中にEラインをどのくらいまで下げてもいいかを都度確認いたしますので、
日ごろからご自身でチェックしてみるのもおすすめです。
最終の仕上げ
隙間が埋まり、Eラインも綺麗になったら最後の仕上げである噛み合わせの調整に入ります。
噛み合わせの調整は見た目だけでなく機能的にも完璧な仕上がりを目指すためにもとても重要な期間で、
新しい装置を付けたり顎間ゴムを使用して細かな調整を行っていきます。
変化も特に感じにくく、中には顎間ゴムをさぼってしまう方もいらっしゃいますが、
治療を早く終わらせたいのであれば担当医の指示をしっかり守りましょう。
※歯列矯正治療のゴム掛けについて、ブログでも紹介しています。
こちらもぜひご参照ください。
→「ゴムかけをさぼるとどうなるの?」
装置を取り保定期間へ移行
歯並びも噛み合わせも問題なく治療が完了した患者様は装置を外し保定期間へと移行します。
保定期間は治療期間(歯を動かしていた期間)+半年で計算するため、
治療期間が2年だった場合、保定期間は2年半になります。
保定期間中は保定用マウスピース(リテーナー)をお渡しいたしますので担当医の指示のもと、
装着時間を守っていただくようお願いしております。
保定期間とは?
歯列矯正は歯が埋まっている骨を溶かして動かしています。
そのため、治療が終了した段階では骨がまだ固まっていない状態で後戻りのリスクが非常に高いのです。
この後戻りを防ぐために保定期間に保定用マウスピースの装着をお願いしています。
装着の目安としては装置を取ってから半年間はお食事と歯磨きの際以外の着用を、
半年後から保定期間終了時までは就寝時のみの着用で、
マウスピースが少しきついと感じる際は装着時間を延ばしていただくことをおすすめしております。
また、保定期間中は半年ごとにメンテナンスとして通院していただくこともおすすめしておりますので、
その際に担当医から装着時間についてはご相談させて頂きます。
まとめ
今回は歯列矯正を始めたいけど何も分からない方向けに簡単に流れをご紹介しました。
少しでも歯列矯正を受けたらこうなるのかな…というイメージができていれば今は完璧です。
また、1年以上歯医者での定期健診等を受けられていない方は一度受診されてみるのもいいかもしれないですね。
最後に、当院では無料カウンセリングのご予約も受け付けております。
>>無料カウンセリングのご予約はこちらから☆
ご不明点や聞いておきたいことなどございましたらお気軽にお申し付けください。
皆様のご来院お待ちしております。