こんにちは!難波矯正歯科です✨
本日は「歯並びを整えると声が変わることはあるのか?」についてお話させていただきます。
人は喉の奥にある声帯を振動させることで声を出しています。しかし実は、発音や滑舌には歯並びが大きく影響しているため、歯並びが整うことで声の印象は変わることがあります。
自分の声や話し方に自信が持てないという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
歯並びは滑舌や発音に影響する
歯並びは滑舌や発音に大きく影響を与えます。人は喉の声帯を震わせることで空気を振動させ、声を出しています。
ただし、声を構成するのは声帯だけではありません。舌の動きや顎の位置、歯並びなどの口周囲の部位が滑舌や発音に関わります。
特に滑舌は舌と歯の位置に大きく影響を受けます。歯並びによって舌の動きに制限があったり、歯の隙間から空気が漏れてしまったりすることで明瞭な滑舌ができない場合があります。
日本語だけでなく、より発音の仕方にコツが必要な英語についても影響があるでしょう。
また、発音の悪さは歯並びの機能的な問題だけでなく、心理的な問題が絡んでいるケースもあります。口元の見た目を気にして口を開けないように話すことで、こもったような聞き取りにくい発音になっている例もあるでしょう。
歯並びは機能的にも心理的にも滑舌や発音に大きな影響を与え、声の印象を左右します。
声に影響がある歯並びとは?
声に影響がある歯並びにはどのようなものがあるのでしょうか?
歯や顎の位置、舌の動きが声に大きく影響します。そのため、前歯に隙間があったり舌の動きが制限されたりするような歯並びは歯科矯正することで、声の印象を変えられる可能性があるでしょう。
具体的には次のような歯並びが挙げられます。
受け口
上の前歯より下の前歯のほうが前方に出ている状態の歯並びです。
前歯が噛み合わないため、歯と歯の間から空気が漏れてしまい、「サ行」や英語の「th」、「s」のような歯擦音が出しにくい特徴があります。また、上の顎が小さい場合には舌の動きが制限され、上顎と舌をくっつけて離すことで音を出す「タ行」が不明瞭になります。
出っ歯
上の前歯が前方に突出しており、下の前歯と噛み合わない状態のことです。
前歯が噛み合わないことで歯擦音(サ行、th、s)が発音しにくくなります。また、前歯が前方に傾いているため、前歯で下唇を軽く噛む英語の「f」の発音も不明瞭になりやすいです。
叢生
歯が前後左右にでこぼこに生えた状態の歯並びのことです。
歯が内側に生えていると舌を動かしにくかったり、噛み合わせが悪いことで空気が漏れたりして聞こえにくい滑舌になる場合があります。
関連記事もこちらからcheck✔
歯並びを整えることで声に自信をつけよう
歯並びを整えることで発音や滑舌が改善されて、声が変わったように聞こえることがあります。
滑舌が悪いせいで何度も聞き返されると、話すのに自信が無くしてしまいますよね。また、歯並びの見た目が気になって口を閉じて話すようになり、余計に聞き取りづらくなる悪循環が生じることもあります。
声は充実した社会生活を送るために非常に重要です。他人からの印象は声によって左右されるといっても過言ではないでしょう。
自分の声が気になる、滑舌を改善したいと思う方は歯並びを整えるだけで声の印象が変わる可能性があります。是非難波矯正歯科へお気軽にご相談ください。