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治る?治らない?口元がモッコリする原因と対処法


矯正 口元変化 Eライン

口元がゴボッと盛り上がっている状態のことを「口ゴボ」と言います。
「口元が盛り上がっていて気になる..。」「矯正治療で治るかな..?」と悩んでいる方も多いかと思います。
口ゴボは歯並びに原因がある場合と骨格や唇に原因があるケースに分かれます。歯並びが原因の口ゴボであれば矯正治療で治すことができますが、骨格に原因があると矯正治療だけで治すことはできず、外科治療が必要になります。
今回は、口ゴボのタイプ別の特徴や原因と治療方法について詳しく説明していきます。口ゴボに悩んでいる方は今後の治療の解決策が見つかるかと思います。
ぜひ最後までお読み下さい。

口元が盛り上がる口ゴボってなに?口ゴボの特徴

ポイントを示してる女性

口ゴボとは、「口元がゴボッと前に出ている」状態のことを指す言葉です。
口ゴボの特徴としては、上下の唇が前に出ているので突出感のある口元になります。口元全体が前に出ている状態なので、横から見ると鼻先よりも口元の方が出ていることもあります。
美容の指標となる、Eライン(鼻先とあご先を結んだラインの中に口元が入っている顔立ち)が整っていないことも特徴です。

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もっこりした口元は治るの?

口元が盛り上がっていることに悩んでいる方も多いと思いますが、治すことが可能です。
治し方や改善方法は原因別で違いますので、まずは自分の原因を知ることから始めるのがおすすめです!
口ゴボのタイプ別の特徴を下記にまとめたので参考にしてみて下さい。

口ゴボの6つのタイプ別特徴と対処法!

口ゴボには6つのタイプがあり、どのタイプに当てはまるかで治療方法が変わります。
まず、口ゴボが気になる方はどのタイプに当てはまるのかチェックしてみましょう!

【歯並びが原因】

歯並びが原因の口ゴボタイプは、前歯が前方に出ていたり歯並びが凸凹していることがあります。
前方に飛び出た歯並びが原因で唇が盛り上がってしまい口ゴボになります。

【対処法】

歯に原因がある場合は、歯科矯正治療で歯並びをキレイに整えることで改善されます。
出っ歯や上下両方の歯が前突している歯並びは、特に口元が盛り上がりやすくなる歯並びです。正常な歯並びからズレてガタガタしている歯をキレイに整えれば、口元の膨らみも改善されて顔の印象も以前とは変わってくるでしょう。
「歯並びが原因かも..?」と思った方は、矯正歯科のカウンセリングを受けてみるのもよいです。原因がわかることで、どのような矯正治療方法があるのか知ることができます。

【骨格が原因】

頭蓋骨の模型

上あごの骨の成長が大きくなり過ぎてしまったり、骨が前方に出ている骨格の場合はあごの骨が原因で口ゴボの特徴がでてきます。
仮に、下あごの骨も前方に出ている骨格になると上下とも突出しているので分かりやすい口ゴボになります。歯並びがキレイに整っていても骨格が前突している状態では口元は盛り上がった印象になってしまいます。

【対処法】

骨格が原因の口ゴボは、歯ではなくあごの骨にアプローチした方が改善効果が高くなります。
骨格形成など美容外科に関わる範囲は歯科医療では受けていないので、専門のクリニックにかかることになります。直接的にあごの骨にアプローチして形を変えるので印象の変化量も大きくなるでしょう。
どのように変わるか、ビフォーアフターのイメージ姿をシュミレーションしてくれたりもするので、詳しくは専門の機関に問い合わせてみましょう。

【下あごが小さいことが原因】

下あごが上あごよりも極端に小さい場合があり、下あごから首の境目がはっきりせず丸みを帯びた印象の顔立ちになります。
アデノイド顔貌とも言われている特徴の容姿で、鼻と喉の間にあるアデノイドが大きくなってしまうことで、口呼吸になることが原因と言われています。

【対処法】

上あごに対して下あごが小さいケースでは、下あごを前に出す外科手術をしてEラインのバランスを整えることです。
上あごを後方に下げることもできますが、どちらにしても外科的な要素が必要になるので検査をして診断することになります。
また、アデノイドが重度の場合、肥大した部分の切除も考えられます。歯科医療で対応しきれない範囲は、美容医療や外科を専門とする機関で対処します。

【唇に厚みがあることが原因】

遺伝的な要素が関係して唇の厚みから口元にボリュームのある印象になることがあります。
唇の厚みが一般的であっても唇を前方に突き出すようなクセがあると、唇が前突して口元が目立つ顔立ちになってしまうこともあります。

【解決方法】

唇のクセであれば口周りのトレーニングで自己改善が可能です。
唇自体に厚みがあるのであればボリュームをとってもらうよう、美容外科の先生にカウンセリングしてもらうことで対処法が見つかるかもしれません。

【鼻が低いことが原因】

Eラインは鼻先とあご先を結ぶ線ですが、鼻に高さがない場合はEラインから唇が出やすくなります。
歯並びや骨格に問題がなくても起きてしまうケースです。

【解決方法】

鼻が低いことでEラインが整わない口ゴボの場合は、美容外科治療が一般的になります。
鼻の高さを上げることで、鼻先とあご先を結ぶEラインの中に口元がおさまると見た目の印象にも改善がみられるでしょう。

【歯並びと骨格の両方に原因がある】

原因は一つではなく、複数の要素がミックスされていることもあります。
例えば、歯並びがデコボコと歯列からズレていて骨格も前突の状態になっていると、2つの要素が絡み合って口ボコになっています。
このようなケースでは、歯科では歯列矯正で歯並びを整え、外科医療では骨格をキレイに形作ってもらうことで改善効果が高くなります。
外科治療をすれば顔のアザやむくみが出ますし、治療期間や費用も高額になるので、治療を決める前に両方の専門機関でカウンセリングを受けてからがおすすめです。よく考えて納得がいった上で始めましょう!

口ゴボを治す矯正治療の種類

口元がもっこりと盛り上がってしまう口ゴボの原因が歯並びにあったことがわかった場合、矯正治療で改善することができます。
ここでは、矯正治療の種類をご紹介します。

【表側矯正治療】

歯の表側に矯正器具を接着させてワイヤーを通して、少しづつ矯正力をかけて動かしていく方法です。
矯正治療方法の中でポピュラーな方法で、幅広い歯並びに対してカバーできます。
コストを抑えて治療ができるのもメリットの一つです。矯正器具が目立ってしまうので、見た目よく矯正治療をしたい方には不向きな方法になります。

【裏側矯正治療】

矯正器具を歯の裏側に取り付けて、審美性を高めたまま治療ができる方法になります。
器具が人目につかないので、矯正治療をしていることがバレたくない方にもおすすめです。技術が必要な矯正方法になるので、費用が高額になりがちです。
裏側矯正に対応していない矯正クリニックもあるので、検討したい方は事前に問い合わせてみることをおすすめします。

【ハーフリンガル矯正】

上下が前突している歯並びや上下の歯並びがデコボコしている方の矯正治療に向いています。
矯正器具が目立ちやすい上の歯は裏側に器具を取り付けますが、下の歯はあまり人目につかないので表側に器具を付けます。審美性を保ちつつ、裏側矯正のみでおこなう矯正治療よりもコストを抑えて治療ができるのでメリットが高い方法です。

【マウスピース型矯正】

最も審美性と違和感が少ない矯正治療方法になります。
マウスピースは取り替えタイミングの時に自分で次のステップへ進めることができるので来院回数も少なくてすみます。
1日20時間以上の装着が必要でマウスピースの管理も自分ですることになりますので、紛失や破損などがないよう取り扱わないといけません。
料金はステップ数によったり、一律の料金設定にしている矯正クリニックもあるので確認しましょう。

まとめ

裏側矯正 難波 

今回は口元の印象につながる口ゴボの原因や対処法についてご説明しました。
口元の印象がわかれば顔全体の雰囲気も変わってきます。コンプレックスに悩んでいる方も自分にあった解決策が見つかるかもしれません。
まずはカウンセリングでお話を聞いてみるのはいかがでしょう。
難波矯正歯科は南海難波駅から徒歩3分にあり、通勤通学で難波周辺を利用される方にはオススメです。
カウンセリングでは矯正の知識を持ったカウンセラーによるお悩み相談を。もっと詳しく知りたい方は精密検査(有料)を受けていただき医師からの診断結果をお伝えできます。
すこしでも矯正に興味のある方はぜひカウンセリングへお越しください。
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