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高いのには理由がある!?『裏側矯正』について


裏側矯正 難波矯正歯科 ワイヤー矯正

皆様、こんにちは。
角屋難波ビル2階にある【難波矯正歯科】です。
歯並びが悪いとき矯正治療を視野に入れる方もいらっしゃると思います。
その中でも目立ちにくい「裏側矯正(舌側矯正)」にしたいけれど、費用が高額……と悩まれてはいませんか?
「本当に費用を払う価値があるの?」「他の治療方法と何が違うの?」といった疑問を解決するためにも今回は、裏側矯正の特長や費用が高い理由・裏側矯正の流れ・裏側矯正のメリットやデメリット・治療の費用を抑えるポイントを解説します。

裏側矯正の特長

2つの選択肢を比較する女性のイメージ画像

裏側矯正(舌側矯正)とは、歯の裏側にブラケットと呼ばれる四角い矯正装置を貼り付けて、ブラケットにある溝にワイヤーを通すことで歯並びを整える治療方法です。
当院では、裏側矯正(舌側矯正)に使用する装置にはセルフライゲーションシステムのブラケットを採用しています。通常のブラケットであれば、ワイヤーを固定するために細いワイヤー(結紮線)を利用するのですが、セルフライゲーションのブラケットであれば溝にワイヤーを入れるとロックがかかるシステムになっています。
このブラケットを利用することで治療期間の短縮や痛みの軽減などが期待できます。
裏側矯正(舌側矯正)で歯並びを整える場合は、2~2年半くらい期間がかかります。通院のタイミングは3~6週間に1回です。

裏側矯正の費用が高い理由

裏側矯正(舌側矯正)の費用は、他の装置に比べると高く設定されている矯正歯科が多い傾向があります。
それではどうして費用が高くなっているのか理由をみてみましょう。

高い技術が必要

裏側矯正(舌側矯正)は歯科医師であれば誰しもができる治療ではありません。
歯科医師になっても専門的な知識や経験がなければ裏側矯正(舌側矯正)をより効果的に進めることはできません。歯の表側よりも裏側のほうが凹凸はあり矯正装置を貼り付けるときにも経験や技術が求められます。さらに、裏側は目でしっかり確認することも難しいケースもありより高い技術が求められます。

装置はオーダーメイドで製作する

裏側矯正(舌側矯正)に使用するブラケット装置はオーダーメイドで製作します。
当院では、精密検査で歯の形を特殊な装置でスキャンしたデータを基にしてブラケットを製作します。
精密機器を使用しオーダーメイドで患者様にぴったりの装置を作ることで費用が高くなるのです。治療中にブラケットを紛失すると再度オーダーメイドで製作することになるため、外れたときは捨てずに矯正歯科にお持ちください。

治療が長い傾向がある

一般的には表側矯正よりも裏側矯正(舌側矯正)の方が治療期間は長くなる傾向があります。
表側矯正治療は、マルチブラケット装置と呼ばれ広く知られている装置で歴史も長くさまざまな症例に対応することができます。
裏側矯正に比べて困難な症例が少なく、治療期間が短くなる傾向があります。もちろん歯並びや顎の骨の状態によって治療期間には個人差はあります。
ただし、当院では裏側矯正(舌側矯正)を得意としていることから表側矯正と同等の治療期間で終えることができるのが特徴です。

裏側矯正の流れ

ここからは、当院の裏側矯正の流れをみていきましょう。

カウンセリング

歯科医院のカウンセリングのイメージ

まずは、歯並びの状態や患者様のお口のお悩み、ライフスタイル、全身疾患の有無などをカウンセリングでご相談いただきます。カウンセリングの際には、矯正装置の種類やある程度の治療期間などをお話しすることも可能です。

精密検査

CT室 矯正 裏側矯正

カウンセリングの内容をじっくり考えていただいたあと、前向きに矯正治療に進みたいと考えられる方は精密検査に進んでいただきます。
精密検査では、一般的なレントゲン撮影に加えてセファログラムという頭蓋骨や顎の骨まで撮影することができるレントゲンも撮影します。歯並びを改善するためには、横顔のライン(Eライン)や顎の骨の成長状態を把握することが大切です。他にも、精密な口腔内写真やCT撮影、歯の型取りなども行います。
※裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正を選択される方は、デジタルスキャンのできる歯の型取りを行いますのでご負担が少ないのが特徴です。

治療計画の立案・提案

手に持った歯の模型を指差す歯科衛生士

カウンセリングや精密検査をもとに治療の計画を立て、患者様に詳しくご説明いたします。患者様の歯並びやライフスタイルなどを考慮してぴったりの治療をご提案させていただきます。
治療計画の内容にご質問や疑問がありましたら何でもご相談ください。

治療開始

治療計画のご提案に納得いただけましたら、いよいよ治療の開始です。
ここからは、選択した装置により進め方は異なります。表側矯正や裏側矯正(舌側矯正)などのワイヤー矯正の場合は、歯にブラケットやワイヤーを貼り付けます。
マウスピース型矯正の場合は、歯にゴマ粒くらいの樹脂を数カ所付けてからマウスピース型のトレーを装着いただきます。治療開始時に治療の注意事項などもご説明いたします。
>>>装置を着けてる様子はこちらを見てね

通院

矯正治療が開始したら、ワイヤー矯正であれば3~6ヶ月に1回のペース、マウスピース型矯正であれば1~3ヶ月に1回のペースで通院いただきます。
通院は歯科医師の指示通りに通うことが大切です。

保定期間

歯並びが整ったら装置をいよいよ外します。
しかし、整った歯並びが安定するまでは取り外し式の保定装置を装着いただきます。当院では歯を動かしていた期間に加えて半年は保定期間を設けています。

裏側矯正のメリット

当院の裏側矯正のメリットを紹介します。

目立ちにくい

裏側矯正(舌側矯正)は装着していても見た目が目立ちにくいのが特徴で、他人に気付かれにくいです。

外食も楽しみやすい

装置が歯の裏側にあるため、食事中も装置を気にすることなく楽しめます。万が一装置に食べものが詰まっても他人から気付かれにくいのもポイントです。

舌の癖が改善しやすい

歯の裏側に装置が付いていると舌で前歯を押す癖などの歯並びを悪くする癖が改善することが期待できます。装置が歯の裏側に付いていることから舌で装置を触ることを避けることから歯並びを悪くする癖も改善しやすいのです。

口の中が傷付きにくい

選手同士が接触し合うスポーツやボールを利用するスポーツは、お口周りのケガも多くなります。その際に表側矯正は人や物の接触により矯正装置により粘膜が傷つくことがありますが、裏側矯正(舌側矯正)の場合はこのようなリスクを避けることができます。

出っ歯の改善に向いている

裏側矯正は前歯を後方に移動させることを得意としていますので、出っ歯の改善に向いています。

裏側矯正のデメリット

裏側矯正のデメリットは以下が挙げられます。

慣れるまで時間がかかる

歯の裏側に装置が付くため慣れるまで時間がかかることがあります。

費用が高い

高い技術や豊富な経験が必要な裏側矯正(舌側矯正)は、表側矯正よりも費用が高額です。

裏側矯正の費用をできるだけ抑える方法

ローン 難波矯正歯科

裏側矯正の費用をできるだけ抑える方法は以下が挙げられます。
当院では、トータルフィー制度を採用しているため装置本体、通院費などの費用が含まれています。
また、デンタルローンを利用することで一度に高額な費用を払うのを避けることができます。(最大180回払い)
また、大人矯正治療は噛み合わせ治療が目的となるため、矯正治療が医療費控除の対象となることがあります。
※診断書を製作していますのでご相談ください。
一年間に自分または家族が10万円(総所得が200万未満の場合はその5%)以上医療費等を支払った場合に、税金が控除され減税または還付金の還付が行われる制度です。

まとめ

難波矯正歯科のロゴ

裏側矯正治療は高い!と感じたことがある方も理由がさまざまあるとわかりましたね。
矯正装置のメリットとデメリットを考えて費用に見合う治療が受けられるかしっかり考えてから治療に進みましょう。装置や治療の流れに疑問や不安がある方にはカウンセリング時にお話しすることができますので、お気軽にご相談ください。
難波矯正歯科は南海難波駅から徒歩3分で、仕事終わりにも通いやすく遊びに行くのにも便利な立地です。歯医者のためだけに遠くに通うのが億劫になってしまう方にはぜひ当院をお選びいただけたらと思います。
当院のカウンセリングでは矯正経験のあるカウンセラーより、お悩みを一緒に解決できるようご提案させていただいております。ご自身のことをより知りたいと思っている方はぜひ精密検査(有料)も受けてみてください。知りたいことや矯正後の自分をより知れる機会になります。
スタッフ一同ご来院をお待ちしております。
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