こんにちは。難波矯正歯科です!
芸能人やよく笑う人を見て「笑顔が素敵だな」と思ったことはありませんか。
実は素敵な笑顔に見えるための要素の1つが「スマイルライン」なのです。
この記事が目に止まった方の中にはご自身の笑顔が気になっている人も少なくはないのでしょうか。
今回は理想的なスマイルラインの特徴と治療方法を、スマイルラインにならない要因を含めて解説していきます。
スマイルラインが気になるけど理想的なスマイルラインにできるのかと気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
スマイルラインとは?
「スマイルライン」とは笑った時に上の歯の先端と口角を結んだ線のことを言います。
スマイルラインが下唇に沿った曲線を描くと女性的、真っすぐだと男性的な印象になると言われています。
歯並びや歯の大きさなどによってスマイルラインが崩れるだけで人の印象は大きく変わってしまいます。
また、人によっては笑うことへのコンプレックスを感じる人もいるのではないでしょうか。
スマイルラインを整えると第一印象で好感を持ってもらいやすくなり、笑顔の自信へと繋がるはずです。
理想的なスマイルラインの6つの特徴
理想的なスマイルラインの特徴は以下の6つです。
- 歯の形や大きさ
- 歯並び
- 口角をあげたとき
- Eライン
- 歯の白さ
- 歯茎の状態
理想的なスマイルラインを手に入れるには歯の大きさや歯並びが関わってきます。
全てをクリアするのはなかなか難しいですが、理想的なスマイルラインに近づけるためにも意識するといい特徴といえるでしょう。
それでは詳しくみていきましょう。
歯の形や大きさ
理想とされるスマイルラインは、真ん中の歯(中切歯)を基準に隣の歯(側切歯)は一回り小さく、犬歯の長さは中切歯と同じか少し長いと綺麗な線になります。
歯の形が丸みを帯びている方が女性らしく優しい印象に、真っすぐで角ばっていると男性的な印象を与えるといわれています。
歯並び
理想的なスマイルラインは歯並びが綺麗であることが条件です。
また、中切歯の間と顔の中心のラインが揃っているのもポイントといえるでしょう。
デコボコしている歯並びだとスマイルラインが崩れてしまい、口元の印象にも大きな影響を与えてしまいます。
口角をあげたとき
笑った時に口角があがり、歯がどう見えるかで理想的なスマイルラインになるかが決まります。
綺麗に口角を上げるためにも表情筋トレーニングなどをするのも一つです。
歯のライン
口角を上げて笑ったときに前歯8~10本が見え、先端が下唇に沿ってゆるやかなカーブを描いているのが理想的なスマイルラインといえます。
バッカルコリドー
口角を上げた際に犬歯との間にできる影のことをいいます。
狭いとより華やかで美しい笑顔とされます。
歯並びや表情筋によってバッカルコリドーに左右差が出てしまい、スマイルラインのバランスが崩れてしまうのです。
Eライン
Eラインとは横顔の鼻先から顎先を結んだ直線のことをいいます。
エステティックラインともいわれ、元々は欧米人向けの指標となっており、このライン上で上下の唇がうしろにあるのが理想的で美しい口元とされています。
日本人は欧米人に比べると少し鼻が低いため、上下の唇が少し触れる程度が理想のEラインとなるでしょう。
横顔はなかなかご自身で確認することは難しいですが、気を付けておきたいポイントの1つです。
歯の白さ
理想的なスマイルラインで、よい印象を与えるのに歯の白さは欠かせないと言えます。
スマイルラインが整っていても、ヤニやコーヒーなどで黄ばんでしまった歯よりは自然な白い歯の方が好印象を持ってもらいやすいでしょう。
天然の白い歯でも十分ですが、ワントーン白くしたい方にはホワイトニングがおすすめです。
歯茎の状態
笑った時に上の歯茎は見えない、または1~2mm見えるのが理想的なスマイルラインの特徴といえます。
笑った時に歯茎が5mm以上みえてしまう(ガミースマイル)だと理想的なスマイルラインにならないことがあります。
また、自然に見えた歯ぐきが炎症を起こしていて真っ赤だったり色素沈着で黒く見えてしまうといい印象を持ってもらえるとは言い難くなるでしょう。
理想的なスマイルラインのためにきちんとブラッシングを行い、メンテナンスすることでピンク色の歯茎を維持することが大切です。
理想的なスマイルラインにならない4つの要因
理想的なスマイルラインになるためにも、ならない要因を知ることが大切です。
素敵な笑顔のためにも1つでも当てはまる人は改善することをオススメします。
歯並び
歯並びが乱れるとスマイルラインも乱れてしまいます。
歯並びが出っ歯やすきっ歯であったりガタガタしていると、下唇に沿ったスマイルラインの形成は難しいでしょう。
さらに、歯並びがガタガタしていることで口角の上がり具合が左右不揃いになってしまい、スマイルラインが崩れてしまいます。
また、歯並び・噛み合わせが綺麗なことはスマイルラインを形成する上で、むし歯や歯周病のリスクの観点からもとても重要といえます。
歯の大きさや形
理想的なスマイルラインをつくるためにも歯の大きさや形は大事といえます。
例えば側切歯が矮小歯であったり乳歯が残っていたりすることで、歯の大きさのバランスが変わりスマイルラインができなくなります。
理想の歯の大きさに統一するために、セラミック治療などで歯の大きさを整えることも検討してみてもいいかもしれません。
口周りの筋肉
口周りの筋肉が衰えていることで口角が上がらずスマイルラインを形成することが難しくなるでしょう。
口角が上がらないと怒っている、悲しんでいるなどのマイナスな印象を持たれかねません。
理想的なスマイルラインで笑顔に見せるためにも、口周りの筋肉である表情筋や口輪筋のストレッチやトレーニングなどをすることをオススメします。
ガミースマイル
ガミースマイルは笑ったときに上あごの歯茎が大きく見えてしまい、スマイルラインを崩す要因になります。
理想的なスマイルラインは歯茎の見え方もポイントの1つになるためです。
出っ歯の人や通常よりも歯茎が分厚い人はガミースマイルになりやすいといえるでしょう。
理想的なスマイルラインになるための5つの治療方法
理想的なスマイルラインになるための治療方法について詳しくみていきましょう。
歯列矯正
歯列矯正で理想的なスマイルラインに整えることが可能です。
ワイヤー矯正、マウスピース型矯正や裏側矯正(舌側矯正)などご自身の歯並びとライフスタイルに合わせて選択します。
歯列矯正で歯の傾きや長さを正確に整えることができるでしょう。
より細かな歯並びの調整にはワイヤー矯正が向いています。
それぞれの歯列矯正に向き不向きやメリット・デメリットがあるので、気になる方は遠慮なく当院にご相談くださいね。
外科的治療
骨格的に歯並びが悪い方は歯列矯正に加え外科的治療を行うことがあります。
当院では重度の出っ歯や受け口の方にはサージェリーファースト制度を採用しています。
精密検査を行い手術が必要か判断しますので、理想的なスマイルラインを手に入れたいけど骨格からくる歯並びが気になるという方も安心して治療を受けることが可能です。
セラミック矯正
歯の大きさの違いがある場合はセラミックを被せるセラミック矯正があります。
矮小歯や乳歯が残っていることで歯の大きさのバランスが崩れてしまっているケースは、セラミックを被せて歯の大きさを理想的なスマイルラインに合わせて整えることが可能といえます。
乳歯の場合は根っこが弱っていることもあるのでインプラント治療をしなければならないケースもあるでしょう。
セラミック矯正は歯列矯正と違い期間は短いですが、健康な歯を削って処置するため歯質を保存したい人には不向きな治療といえます。
筋機能療法(MFT)
口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。
表情筋や口輪筋が衰えることで歯並びに影響してしまいます。
また、舌の位置異常による歯並びの悪化も考えられます。
スマイルラインを得るために、歯並びの悪化を防ぐためにも口の周囲筋を鍛えることは重要といえるでしょう。
ガミースマイル治療
ガミースマイルを治すことで理想的なスマイルラインに近づくことが可能といえるでしょう。
前述したように理想的なスマイルラインでは、上の歯茎は1~2mm程度見えるといいといわれています。
ガミースマイルは歯茎が大きく見えているため改善する必要があるでしょう。
出っ歯を治療すると自然に治まる人もいますが、治療方法としては筋弛緩作用のある製剤を上唇に注入して上唇を引っ張る力を弱めたり手術で歯茎や粘膜を切除します。
ガミースマイルになる原因によって治療が変わってくるため精査が必要です。
まとめ
今回は理想的なスマイルラインについて解説しました。
見た目の第一印象を決めるのはとびっきりの笑顔ではないでしょうか。
歯並びによるスマイルラインの崩れは、歯列矯正で理想に近づけることが可能です。
より笑顔に自信を持ちたい方は一度当院までご相談くださいね。
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