皆様こんにちは!難波矯正歯科です🦷
本日は「睡眠時無呼吸症候群」についてご紹介してまいります👉
突然ですが睡眠時無呼吸症候群という言葉、聞いたことはありますか?
肥満体型の方がなりそうなイメージですが実は原因は体型だけではないんです!!
放置しておくと危険なので早速詳しく見ていきましょう💨
目次
睡眠時無呼吸症候群って何?
睡眠時無呼吸症候群とは寝ているときに呼吸が止まっている状態が繰り返されることです。
仕組みとしては下のイラストのように仰向けに寝転んだ時に下顎が奥に下がると同時に舌も喉の奥に落ち込むことで喉の気道を塞いでしまうことで起こります。寝ている間に症状が出るため、中々自分自身で気付くことは難しいです😿
そのため、検査や治療を受けていない人は大勢いると言われているのです。怖いですよね…
いびきをかいている途中で呼吸が止まっているという指摘を受けたことがある方は、早めに病院への受診をおすすめします。
放置しているとどうなる?
呼吸が止まっている間、身体は体内の酸素を補おうと心拍数を上げていくため、心臓などの循環器に大きな負担がかかってしまいます。
放置していると、高血圧や脳卒中、心筋梗塞などの病気のリスクが高くなるのです。
また、熟睡できないので寝起きが悪かったり、日中に眠くなるなど日常生活にも影響が出てくるため、放置しておくことはとても危険です!!
原因はあるの?
睡眠時無呼吸症候群の原因としては、首や喉の周りの脂肪の増加や扁桃腺の肥大、歯並びに問題があることが挙げられます。
今回は最後に挙げた「歯並び」に焦点を当てていきます!
睡眠時無呼吸症候群と歯並びの関係性
首や喉の周りに脂肪が増えるとなんとなく寝ころんだ時に息苦しそうだな…というイメージは沸きますよね。
しかし、歯並びに問題があるというのはどういうことなのか。
それは、顎が小さかったり歯並びが悪い場合のことです。
顎が小さかったり歯並びが悪かったりすると、口腔内が狭くなり舌が喉の奥に引っ込んでしまいます。
これにより、喉が舌で圧迫されて狭くなるため、気道も閉塞してしまうのです。
顎が小さいとは?
歯並びが悪くなる原因として「顎が小さい」ことが挙げられます。
この顎が小さいというのは日本人(アジア系の方)の特徴でもあります。
限られたスペースに歯が生えてくるため、並びきらなかった場合は歯並びが悪くなってしまうのです。
顎が小さいと歯並びが悪くなる原因についてはこちらでもご紹介しております!
歯列矯正で睡眠時無呼吸症候群は治る?
顎が小さいことや歯並びの悪さが原因の場合、下顎を前方へ誘導したり、歯列を拡大して舌を前方に出せるようにするなどの治療計画を立てます。
上顎前突(出っ歯)の方や開咬(噛んだ時に隙間ができる)の方は、口を閉じにくいため、口を開けていることが多いでしょう。
常に口呼吸をしていたり、この記事を読んでいるときに「あ、口開いてた」とドキッとされた方は、舌の筋力が無い方がほとんどです。
舌の筋力が無いと寝ころんだ時にだらーんとなるので喉を閉塞してしまう確率が高くなります。
筋力が付くと腕や足と同様に舌も引き締まり閉塞する確率も減るため、歯列矯正の治療を始められた方は、まずこの舌のトレーニングから始めるという患者様も少なくありません。
つまり歯列矯正をすることで寝ている時はもちろん通常時でも喉の気道が確保され睡眠時無呼吸症候群にも効果的なのです❕
舌のトレーニングについてはコツや意識の変え方など1からお伝えいたしますので私たちと一緒に頑張っていきましょう🎵
いかがでしたか?
今回は睡眠時無呼吸症候群と歯並びについてご紹介してまいりました。
関係なさそうに見えて実は深い関わりがあったんですね😲
歯列矯正は見た目だけではなく健康でいるための体つくりにもかかわっているなんて歯並びを甘く見てはいけませんね✨
当院では無料カウンセリングのご予約も随時受け付けておりますのでお気軽にお越しくださいね🍊