こんにちは。難波矯正歯科です!
皆さんは家族や友人など近しい人に、睡眠中の歯ぎしりについて言われたことはありますか?
寝ているときに無意識でおこなっている事なので、自分では気づかないことがほとんどですが、朝起きたら顎が痛かったり、顔の筋肉が重だるい・・、「寝てるときギリギリ歯ぎしりしてたよ!」と言われた経験のある人もいるのではないでしょうか?
これに思い当たる人は、寝ているときに歯ぎしりをしている可能性が高いです!
今回は、睡眠中の歯ぎしりはなんで起こるのか?歯ぎしりすると悪い影響があるのか?どうやってやめられるのか?などについて詳しく説明していきます。
最後までお読み頂きご参考にしていただけましたら嬉しいです!
目次
歯ぎしりってなに?
皆さんもイメージはつくかと思いますが、歯ぎしりとは上下の歯をこすり合わせて動かすことです。
本人にも自覚があってクセで歯をこすってしまう人もいますが、ほとんどが無意識におこなっているので自分では気づいていないことがほとんどです。
周りの人に「歯ぎしりしてたよ!」と教えてもらって初めて気づく人が多いです。
歯ぎりには4つの種類がある!
歯ぎしりと聞くと、ギシギシと上下の歯を左右に動かすイメージが強いかもしれませんが、人がする歯ぎしりにも種類があるんです。
どのような歯ぎしりをしているかによって、歯に与える負担が変わりどんな影響が出てくるのか違ってきます。
歯ぎしり型(グライディングタイプ)
もっとも一般的に見られる歯ぎしりのタイプです。
下の顎を左右に大きくすばやく動かしておこなわれていて、音は「ギリギリ」と出ます。
寝ているときに無意識の中でおきている歯ぎしりになります。
タッピングタイプ
上下の歯をすばやくぶつけ合う動きで、「カチカチカチ」「カンカンカン」と音が出ます。
軽くカチカチと当てる人もいればガチンガチンと強く当てる人もいて、歯を当てる力強さは人それぞれのようです。
噛みしめ型(クレンチングタイプ)
噛みしめ型の人も多くみられます。
上下の歯をグッと強く噛みしめていて、音はしません。
ラグビーやボクシング、ボート、重量挙げなどアタックスポーツや強い力を必要とする運動をしている人が一時的にギュッと力を入れるときにおきます。
他にもPC作業や勉強、家事などで集中して作業をしている時に無意識に噛みしめている人もいます!
噛みしめ型の人は寝ているときにも起きている時と同じように食いしばっていることが多く、朝起きると頬のあたりがこわばっていたり、疲れやだるさなどを感じることもあります。
おきている時ももちろん睡眠中も本人は無意識でおこなっているので、自覚をしている人は少ないです。
きしませ型(ナッシングタイプ)
一部の限られたところでこすり合わせている歯ぎしりタイプで、「キリキリ」「キシキシ」ときしむ音がします。
特定の歯だけがこすり合わさるので、数ヶ所の歯だけがすり減っています。
寝ているときにおこなわることが多いです。
この4つのタイプの歯ぎしりを単独でおこなっている人もいれば、複数のタイプを合わせ持っている人もいて様々です。
なんで歯ぎしりをするの?歯ぎしりをする原因とは
日常のストレスが溜まっている
ストレスが溜まりやすい環境にいたり生活をしていませんか?
人は強いストレスを感じたり、精神的に疲れが溜まってくると無意識に体を揺らしたりなど、仕草として行動にでてくることがあります。
このように精神的なストレスから歯ぎしりが起きているかもしれません。
心あたりがある人は、バスタイムでゆっくりくつろいだり、マッサージを受けてみたり、プチ旅行に行くなど、ちょっとしたことでもいいので、日常の生活の中に気分がすっきりするようなリフレッシュ時間をつくってみましょう。
作業に集中している時間が長い
デスクワークのお仕事をしている人や勉強や家事など、1日の中で特に集中力を発揮する時間が長い人は食いしばりをしている可能性が高いので要注意です。
無意識のうちにしているので本人に自覚はありませんが、歯には相当の負担がかかっているんです・・。
デスクワークの人は、机やPCに「口を開ける!」などメモ書きを書いて、1時間に1回は大きく口を開けて頬をマッサージするなどしましょう。
メモ書きを見れない環境でしたら、アラームをセットしておくのも有効ですよ!
アルコールやタバコを吸う習慣がある
アルコールやタバコの害からくる影響で熟睡できず、眠りが浅くなっていたりすると歯ぎしりが起こりやすくなると言われています。
また、睡眠不足からのストレスで起きている時にも歯ぎしりをしてしまうなど、悪循環になってしまいます。
喫煙本数を減らす、寝る前のお酒は避けるなど自分ができるところから直してみるのはいかがでしょう。
逆流性食道炎がある
逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)という病気を知っていますか?
胃酸が逆流してしまうことで食道に炎症が起きてしまうもので、口の中も酸性化してしまいます。
このようになると、中和をしようとして口をもぐもぐと動かしたり、ギリギリと歯ぎしりをして唾を出すために無意識で動かされます。
逆流性食道炎になっている人は内科の先生にご相談してみるのが良いでしょう。
歯並びや噛み合わせがよくない
歯並びや噛み合わせが整っていないと上下の歯の当たりが不安定になって、定位置を探そうと歯ぎしりをしたり、食いしばりが起きてしまいます。
上下の歯の当たりが強い箇所があれば、そこだけ擦れてしまってしまって歯がすり減ることになります。
歯並びや上下の噛み合わせが整っていない人は矯正治療をして歯並びをキレイに整えることで歯ぎしりの原因をなくすことができます。
歯並びの乱れが気になる人はカウンセリングでご相談ください。
歯ぎしりを放っておっくと悪影響はある?
歯ぎしりを放っておくとどのような影響があるのでしょう?
たかが歯ぎしりと思っている人もいるかもしれませんが、歯にとってはとても大きな影響が出ているんです。
歯がえぐれる
歯と歯が長時間ぶつかり合うことで少しずつ歯がすり減り次第には、目で見ても分かるくらいえぐれてきます。
知覚過敏が起きる
歯がぶつかり合うことで歯がすり減ったり、ヒビが入ってしまったり、冷たい飲み物がしみたり歯磨きで痛みを感じたりと知覚過敏をおこしてしまいます。
歯が割れる
歯のすり減りやえぐれではなく、歯ぎしりの負担が強く歯がバリっと割れてしまうことがあります。
割れてしまった歯の治療はできませんので抜歯となってしまいます。
歯が痛くなる
実際には歯が痛いというより歯の周りが痛くなります。
これは歯の周りをおおっている歯根膜という靭帯が、食いしばりの力に耐えきれず傷がついてしまうからです。
歯並びが乱れる
歯ぎしりや食いしばりはすごく強い力なので毎日何時間も続けば少しずつ歯が移動して歯並びが乱れてきます。
歯並びが変われば噛み合わせも悪くなり、全身でバランスを取ろうとするので体にも歪みが出てきます。
頭痛がや肩こり
噛みしめや食いしばりのせいで筋肉が張るので、頭痛が頻発したり肩もこるようになります。
顔のエラが張る
咬筋という筋肉が発達してエラが張るようになるので顔も大きくなった印象になります。
歯ぎしりを矯正治療で治すためにはどうしたらいいの?
歯並びや噛み合わせが原因で食いしばりがおきているのなら、歯列矯正で治すことができます。
治療方法はマウスピース矯正とワイヤー矯正があります。
治療費用や治療期間はお口の状態を見ての判断になりますので、カウンセリングで詳しくお話をすることができます。
>>「ワイヤー矯正について」はコチラ
>>「マウスピース矯正について」はコチラ
検査をすれば、一人ひとりの患者さんに合わせた治療プランについてより細かくご説明もできるので、歯並びが原因で不調がおきているかもしれない・・・。と悩んでいる人は、矯正治療をすることで改善できるかもしれません。
歯並びをキレイに整えて、噛み合わせも上下で正しい位置で噛むようにすれば、歯だけでなく体への影響も軽減できます。
まずは何が原因で歯ぎしりがおきているのか知る必要がありますので、お困りの方は遠慮なくご連絡ください。
歯並びについてのご相談は難波矯正歯科へ
難波矯正歯科では裏側矯正をはじめとするワイヤー矯正から外科矯正のご相談等、幅広く対応しています。
歯並びについてのお悩みや歯列矯正についてご検討中の方は、ぜひ一度カウンセリングにてご相談くださいませ。
>>難波矯正歯科の「治療内容」について
>>「カウンセリング」について
>>カウンセリングのweb予約はコチラ
難波矯正歯科のSNSをご紹介
各種SNSにて、歯科や矯正に関する情報も発信しております。
ぜひご覧ください☆
★ Instagram
★ TikTok
★ X(旧Twitter)
ご覧いただきありがとうございました!