こんにちは。難波矯正歯科です。
「自分の歯並びが正しいかどうかが、簡単にチェックできたらいいのに……」と思ったことはありませんか？
明らかに歯がガタガタしている状態なら自分で気づくことができますが、「これくらいなら適切な位置といえるかな？」と、歯並びが気になる方もいらっしゃるでしょう。歯並びは、笑ったときのお顔の印象だけではなく、お口や身体の健康にも影響を与えることがあります。
今回は、「歯並びが正しい位置にあるのか」をご自身でチェックする方法を紹介します。

簡易的に歯並びの状態を確認することは可能

簡易的にではありますが、いくつかのポイントを押さえることで、歯並びが正しい位置にあるのかをご自身で確認することができます。
まずは、正しい歯並びの位置とはどのような状態なのかを知ることが大切です。とはいえ、ご自身で判断するのは難しいケースもありますので、「この歯並びはどうなのだろう？」とお悩みの方は、一度、歯科医院で相談されることをおすすめします。

正しい歯並びの状態とは？

それでは、「正しい歯並び」の状態とはどのような位置なのでしょうか。「正しい歯並び」とは、歯が均等に並び、かみ合わせが適切な状態を指します。
鏡を見ながら以下のポイントをチェックしてみましょう。

歯列がアーチ状に整っている

上下の歯が、なだらかな弧を描くようにきれいに並んでいる状態が理想的です。
このアーチ状の形は、歯が効率的にかみ合うベストな配置になっており、噛む力が均等に分散され、食事や発音をスムーズに行うことができます。
具体的には、
・上の歯列は、広がったU字型の形をしており、下の歯列を少し覆っている
・歯が均等な間隔で並び、前後に傾いていたり、捻じれたりしていない
といった状態です。

正面から口元を見て左右対称になっている

正面からご自身の口元を鏡で観察して、左右対称かどうかを確認してみましょう。
歯の高さが揃っていない場合や、顎が片方に偏っている場合、歯並びに問題がある可能性があります。
また、
・前歯の中心である「正中線」が、顔の中心と揃っているか
・笑ったとき、口角の高さが左右均等か
などでも確認できます。

スマイルラインが整っている

「スマイルライン」で歯並びをチェックする方法は、笑顔の見た目から歯列の整い具合を確認する方法です。
自然な笑顔の写真を撮り、客観的にスマイルラインをチェックしてみると、自分では気づきにくい歪みやアンバランスがわかりやすくなります。また、笑ったときに歯ぐきが過剰に見えている場合や、逆に歯があまり見えない場合も歯並びやかみ合わせの問題が隠れていることがあるので注意が必要です。
整ったスマイルラインには、次のような特徴があります。
・上の歯の先端が下唇のカーブに沿っている
・前歯から奥歯へのバランスが整っている
・歯の高さが揃っている

奥歯までしっかりかみ合っている

上の前歯が下の前歯を少し覆い、奥歯がしっかりかみ合っている状態が正常です。
この状態では、歯や顎の機能が十分に発揮され、噛む力が均等に分散されるため、歯や顎の関節に余計な負担がかかりません。歯と歯のあいだにすき間がなく、重なりがないことも重要です。
かみ合わせを確認するために、軽く口を閉じて噛んだときの感覚をチェックしましょう。
・上の前歯が下の前歯を少し覆うように噛み合っている
・奥歯がしっかりと接触している
などを確認してください。
かみ合わせがずれていたり、不自然な違和感がある場合は注意が必要です。

歯並びが悪いとどのようなリスクがあるの？

歯並びが悪いと、見た目の問題だけではなく、身体の健康にもさまざまな影響をおよぼす恐れがあります。
どのようなリスクがあるのでしょうか。

むし歯や歯周病のリスクが高くなる

歯と歯が重なったり、すき間が多かったりすることで、歯ブラシが届きにくくなるため、むし歯リスクが高くなります。
また、歯周病は、歯垢に含まれる細菌が原因で歯ぐきに炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨まで影響をおよぼす感染症です。不揃いな歯並びによって、歯ぐきに過剰な力がかかったり、歯ブラシがしっかり届かないことで炎症が起こりやすくなったります。
歯周病やむし歯は、日本人が歯を失う原因の第一位と第二位となっています。
参照：厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-002.html

頭痛や顎の痛みを引き起こすリスクがある

歯並びが悪いと、かみ合わせのバランスが悪くなり、一部の歯や顎の筋肉に過剰な負担がかかることがあります。この負担が長期間続くと、噛む際のバランスが崩れ、顎関節症を引き起こしたり、顔周りの筋肉が過剰に緊張することで、頭痛を引き起こしたりすることがあるのです。

発音に悪影響を与える

歯並びが乱れていると、舌の動きが制限され、「サ行」や「タ行」の発音が不明瞭になることがあるので注意が必要です。
「サ行」や「タ行」の発音では、舌の先端が上の前歯やその後ろの硬い部分に接触したり、近づいたりする必要があります。けれども、歯並びが乱れていると、正しい位置に舌を置くことが難しくなり、発音に悪影響を与えることがあるのです。また、前歯の間にすき間があると、発音時に空気が漏れやすくなったり、声がこもるような印象を与えたりするケースも考えられます。

難波矯正歯科の矯正歯科の種類

 

セルフチェックでは歯並びが正しい位置にあるのかどうか確定できなかった場合でも、歯科医院の検査を受けることで、精密な診断をお伝えいたします。
当院は、3Dスキャナーや歯科用CTなどの「デジタル設備」を活用し、より詳しい診断と治療計画をご提案いたします。
治療の過程や矯正のゴールを目で見て確認できるので、治療にも前向きに取り組むことが可能です。
当院では、
・裏側矯正（舌側矯正）
・表側矯正
・マウスピース型矯正装置
といった矯正治療法をご用意しています。
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裏側矯正（舌側矯正）

当院では、歯の裏側（舌側）に装置を装着する「裏側矯正（舌側矯正）」を専門としてご用意しています。
装置が外から見えないため、お仕事の都合上、目立つ矯正装置をつけられない方や、矯正治療中の見た目を気にされる方におすすめです。
表側矯正同様、多くの不正咬合に対応可能な治療法です。
裏側に装置があるため、装置に食べものが挟まっていないかを心配する必要がなく、表側矯正よりも食事のストレスが少ないといえるでしょう。
また、裏側矯正は特に前歯の引き込みがしやすい点も特徴で、出っ歯など前歯の突出を整える際に高い効果が期待できます。

表側矯正

歯の表側にブラケットとワイヤーを装着する「表側矯正」は、多くの症例に適応しており、複雑な不正咬合にも高い効果が期待できます。矯正装置が目立ちやすいといった点もありますが、患者さんのニーズやライフスタイルに合わせて、透明や白などさまざまなブラケットをご用意しています。

マウスピース型矯正装置

プラスチック製のマウスピースを使用するマウスピース型矯正装置です。
透明な素材を使用しているため、装着時でも目立ちにくく、周囲の視線を気にせずに治療を進められます。食事や歯磨きの際にはご自身で取り外せるため、お口の中を清潔に保ちやすく、むし歯や歯周病のリスクを抑えることが可能です。金属製のワイヤーやブラケットを使用しないため、お口の中の違和感が少ないとされています。

歯並びが気になる方は難波矯正歯科までお気軽にご相談を

歯並びの正しい位置は身体の健康にも大きな影響を与えることがあります。
セルフチェックを行って「私の歯並びは正しい位置ではないのかもしれない」など、気になる点があれば、早めに歯科医院に相談しましょう。

南海難波駅から徒歩3分の「難波矯正歯科」では、患者さんお一人おひとりのお口の状態に合わせた矯正方法をご提案しており、歯並びやかみ合わせについて気軽に相談できる環境を整えています。「口元の印象をよくしたい」「人から気づかれずに歯並びをキレイにしたい」などのご希望にもお応えできるよう、患者さんに寄り添った治療を提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。
まずはご自身の状態や疑問をカウンセリングにてご相談ください。カウンセリングを受けていただき興味を持っていただけたら精密検査(有料)へのご案内も可能となっております。
皆様からのご予約心よりお待ちしております！！
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※マウスピース型矯正装置型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費（自由）診療となります。