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矯正期間って実際はどれぐらいかかるの?


歯列矯正(表側矯正)の装置模型

こんにちは、難波矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、カウンセリングでも特に多く寄せられる質問、「矯正治療ってどれくらいかかるの?」にお答えします。
矯正治療の期間は、患者さま一人ひとりのお口の状態によって異なります。
たとえば、歯並びのちょっとしたズレを治したいだけなのか、それとも噛み合わせも大きく改善したいのか。また、大人になってからの矯正なのかそれとも成長期のお子さんなのか。
これらの要素によって、治療期間は数ヶ月~数年まで幅があります。中には、「以前、他の歯科医院で5年もかかった」という方も…。
そんな皆様が気になっている矯正期間について詳しくご紹介していきます!
ぜひ最後まで読んでください。

治療期間はどのくらい?

矯正 カレンダー 歯の模型

「矯正治療って、どれくらいかかるの?」と気になる方も多いですよね。一般的には、1年半~2年半くらいが目安です。
しかし、実際には、歯並びの状態や選んだ治療方法によって、かかる期間は一人ひとり異なります。
たとえば、少しだけ歯並びを整えたい場合と噛み合わせからしっかり治したい場合では、治療期間が違ってきますよね。
また、使う矯正装置によっても治療期間は変わってきます。そのため、1年半~2年半というのはあくまで平均的な期間。詳しい治療期間を知りたい場合は、精密検査が必要になります。

裏側矯正(舌側矯正)は表側矯正よりも時間がかかる?

「裏側矯正(舌側矯正)は時間がかかる」と聞いたことがある方もいるでしょう。以前はそのように言われていました。
しかし、治療の進め方、ブラケット(歯につける装置)の進化のおかげで、裏側矯正専門の当院では裏側矯正(舌側矯正)も表側矯正と治療期間の差はほとんどありません。
特に、歯の裏側に装着するブラケットが小さく、滑らかになったことで歯の動きがスムーズになり治療期間の短縮につながっています。
また、裏側矯正(舌側矯正)は、前歯を後方に移動させることを得意としており、出っ歯の場合は早い段階で見た目の変化を実感できるのも嬉しいポイントです。
ブラケットの種類について、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記のページもチェックしてみてくださいね。
ブラケットの種類

ワイヤー矯正とマウスピース型矯正はどっちが早い?

矯正治療は、軽い症状なら数ヵ月で治療が終わる場合もあります。
「○○ヶ月で完了!」と謳うマウスピース型矯正の広告を見かけることもありますが、実は同じ症状の場合、ワイヤー矯正の方が治療期間が短いことが多いです。
マウスピース型矯正のメリットは、金属ブラケットをつける必要がなく、取り外せるため周囲の人に気づかれにくいことです。
ただ、注意したいのは、歯並びの状態によってマウスピース型矯正では対応できない場合や、対応できてもワイヤー矯正よりも時間がかかる場合がある点です。
そのため、「治療期間は多少長くても、快適に矯正したい!」という方には、マウスピース型矯正がおすすめです。
どの矯正装置を使用したらいいのかは、ご自身の状態と希望を考えた上で慎重に選ぶ必要がありますので「矯正したいけど、どの方法が自分に合っているのか分からない…」と悩んでいる方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

矯正中の通院頻度

カレンダー 通院期間 スケジュール

矯正中の通院頻度が気になる方もいるのではないでしょうか。
治療方法によって通院頻度は異なりますが、当院ではワイヤー矯正の場合は、だいたい3~4週間に1回のペースで通院していただきます。
一方、マウスピース型矯正の場合は、2~3ヶ月に1回が目安です。
ただし、治療の進み具合によって通院のペースは変わってきます。たとえば、矯正装置の調整が必要な時期は、少しだけ通院回数が増えることもあります。

詳しい矯正期間を知りたい場合は精密検査が必要

CT 検査 矯正

ここまで、マウスピース型矯正とワイヤー矯正の矯正期間について解説してきましたが、あくまでも目安。詳しい矯正期間を知りたい場合は、精密検査が必要です。
精密検査では以下の項目を行います。
● CT撮影
● 口腔内写真撮影
● 顔貌写真撮影
● 歯型取り
検査を通じて歯やあごの骨の状態、歯並びや噛み合わせの状態を把握します。
これらの情報をもとに治療期間はもちろん、矯正装置や治療方法、治療後の歯並びのイメージまでシミュレーションなどを活用しながらわかりやすくご説明します。
なお、ほとんどの歯科医院では、精密検査の前にカウンセリングを実施しています。カウンセリングは、矯正治療に関する疑問や不安を解消し、納得してスタートするための大切な時間です。
当院でも随時カウンセリングを受け付けております。「精密検査ではどんなことをするのか」「費用はどれくらいかかるのか」「自分に合った治療法は何か」など、
気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

治療期間以外の矯正装置選びのポイント

上記では、マウスピース型矯正よりもワイヤー矯正の方が、治療期間が短いと紹介しました。しかし、矯正装置を選ぶ際は、治療期間以外にも考慮すべきポイントがいくつかあります。

症例

症例によって適応する矯正装置が異なります。マウスピース型矯正は、軽度~中等度の歯並びの乱れに対応しており、重度の症例には対応できないことがあります。
一方、ワイヤー矯正は、軽度~重度まで幅広い症例に対応可能です。そのため、マウスピース型矯正を希望していても、ワイヤー矯正のほうが適しているというケースもあります。
患者さまの歯並びの状態や治療の目標によって適した矯正装置が異なりますので、まずは気軽に相談してみましょう。

見た目

矯正装置が目立つことに抵抗がある方は、透明なマウスピース型矯正や裏側矯正(舌側矯正)が選択肢になるでしょう。
特に裏側矯正(舌側矯正)は、表からは装置が見えないため、自分から矯正治療をしているという事を言わない限り、周囲の人に気づかれることはほとんどありません。

痛み

どちらも調整時に痛みを感じることがありますが、敏感な方は比較的痛みが少ないとされるマウスピース型矯正がおすすめです。

食事制限

ワイヤー矯正では、食べ物が装置に挟まりやすいため、食事内容に気を遣う必要があります。マウスピース型矯正は、食事の際に取り外せるため、普段通りの食事を楽しめます。

発音

特に裏側矯正(舌側矯正)は、装置が舌に触れるため、慣れるまで発音がしづらいことがあります。
また、マウスピース型矯正の場合、上下のマウスピースを装着することで、はじめは違和感のある話し方になる可能性があります。
しかし、いずれの装置も慣れることで今まで通り発音できることがほとんどです。

費用

矯正治療は保険適用外のため、装置の種類によって異なります。一般的に装置の審美性が高くなるほど費用は高額になりがちです。ご自身の予算に合わせて選びましょう。
それぞれの装置にはメリット・デメリットがあるため、症状やライフスタイルに応じて自分にあった矯正装置を選択することが大切です。

まとめ

矯正治療にかかる期間は、一般的に1年半~2年半程度ですが、歯並びの状態や治療方法、使用する矯正装置などによって個人差があります。
当院では様々なデジタルを駆使し、治療終了時の歯並び(最後の完成形)を明確にしながら治療を進めていきます。
そのため、寄り道をしないので治療期間や通院回数を最小限に抑えることが可能です。実際に、想定よりも早く治療を終えられた患者さまも多数いらっしゃいます。
治療期間についてお悩みの方は、ぜひ一度当院の精密検査を受けてみませんか?検査結果に基づいて治療計画と期間をご提案いたします。
カウンセリングも随時受け付けておりますので、お気軽にご予約ください。スタッフ一同、皆様にお会いできるのを心よりお待ちしております。
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