歯科矯正中に電動歯ブラシは使えるの？

こんにちは！難波矯正歯科です✨

虫歯や歯周病のリスクが高まる矯正期間中こそ、電動歯ブラシを使いたいと思う方も多いでしょう。

電動歯ブラシは自動で振動して歯の汚れを落としてくれる便利な機械です。しかし、そもそも歯科矯正中に電動歯ブラシは使ってもいいのでしょうか？

歯科矯正中も電動歯ブラシは使える！

結論から話すと、歯科矯正中も電動歯ブラシは使えます。

電動歯ブラシは自動で振動するため、自分で歯ブラシを細かく動かす必要がありません。また、電動歯ブラシの種類によっては振動数が多く、歯茎のマッサージ効果や汚れを除去する効果も高いと言われています。

矯正期間中、特にワイヤー矯正では汚れが溜まりやすく、磨きにくいことから虫歯や歯周病のリスクに気をつける必要があります。

ブラケット装置は歯につけたボタンのような装置にワイヤーを通して歯を動かす方法です。そのため、装置の周りに食べ物が挟まりやすく、汚れが除去しにくい特徴があります。
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歯科矯正中の歯ブラシについては、電動のほうが普通の歯ブラシより優れているというわけではありません。

電動歯ブラシは自動で振動する分、歯に当てるだけで汚れが取れます。しかし、普通の歯ブラシと同様に磨く時間が短かったり、歯にしっかり当たっていなかったりすると汚れは十分に落とせません。

また、振動数が少ないものだと細かい隙間の汚れなどが取れていないケースもあるでしょう。電動歯ブラシのほうがきれいに汚れを落とせるイメージがありますが、歯と歯茎の間や器具との隙間などの細かいところは手磨きのほうが効率的に汚れを除去できます。

それぞれメリット、デメリットがありますので自分に合った道具を使うようにしましょう。

歯科矯正中に電動歯ブラシを使う際には次のことに注意しましょう。

電動歯ブラシはゴシゴシ動かさず、毛先を歯面に軽く当てて振動で汚れを落としましょう。強く当てると歯や歯茎を傷める原因になります。

電動歯ブラシで毛先が装置に挟まるなど、不具合がある場合にはすぐに歯科医院へ連絡しましょう。

電動歯ブラシは種類によって使用法が異なるため、使用前によく説明書を確認しておきましょう。研磨剤の含まれた歯磨き粉は避けたほうがいいものや歯茎には当てないほうがいいものもあります。

歯と装置の間やワイヤーの隙間などにはタフトブラシや歯間ブラシなどの器具を併用しましょう。細かい部分の汚れは電動歯ブラシだけでは除去が難しいです。

矯正期間でも電動歯ブラシの使用は問題ありません。電動歯ブラシは細かい振動で歯の表面の汚れを除去し、つるつるにしてくれる優れものです。虫歯や歯周病対策が必須の矯正期間中の歯磨きに効果があるでしょう。

一方で、装置の周りや歯と歯茎の境目などの細かい部分については電動歯ブラシだけでは汚れを除去しにくいため、タフトブラシや歯間ブラシなどの他の器具を併用する必要があります。

矯正期間中は特に汚れが溜まりやすい状態なので、自分に合った方法で正しいセルフケアをしていくようにしましょう。

当院では矯正期間中も虫歯にならないように患者様に合わせたセルフケアの方法をお話しています。
矯正治療にご興味がある方、治療中の歯磨きの仕方にも不安がある方は難波矯正歯科へお気軽にご相談ください！