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歯列矯正で使うブラケットの違いって何?


ワイヤー矯正(表側矯正)の装置モデル

歯列矯正の治療に欠かせないブラケット。
歯を適切な位置に移動させるために、ブラケットの存在は必要不可欠です。
「矯正治療でブラケットを使用すると聞いたことがあるけど、いまいちどんな役割を担っているかわからない」
「ブラケットの種類がたくさんあるみたいだけど、違いがよくわからない」
など、ブラケットの役割や種類についてご存じない方も多いでしょう。
今回は種類が多様なブラケットに着目し、それぞれどんな違いがあるか徹底解説していきたいと思います。今後、歯列矯正をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそもブラケットとは何か

歯のイラストと虫眼鏡とクエスチョンマーク

歯列矯正で使用するブラケットは、歯の表面に固定する装置のことを指します。
歯を正しい位置まで移動させるために必要な装置の1つであり、ブラケットなしでは歯を並べることはできません。ここでは、ブラケットが使用される治療法の詳細や役割について紹介していきましょう。

ブラケットはワイヤー矯正で使用される

歯列矯正にはいくつか治療方法がありますが、ブラケットが使用される主な治療法がワイヤー矯正です。
その名の通りワイヤーを歯に装着する治療法ですが、このワイヤーを支える金具がブラケットにあたります。ブラケットにはワイヤーを通すための溝があり、そこにワイヤーをはめて固定をしていくのです。そうすることでワイヤーの脱離を防止することができます。
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ブラケットの役割

ワイヤー矯正で使用されるブラケットは、ワイヤーの固定や支持が大きな役割です。
ブラケットがなければ歯を動かすことができませんし、ブラケットのおかげでワイヤーが固定され、かつ耐久性に富んでいます。
ブラケットは、主に以下の役割を担っています。
● 歯を適切な場所へ移動する
● 並べた歯を安定させる
● 咬合状態の改善
ブラケットは歯を動かすだけではなく、新しく並んだ位置に安定させてくれる働きも担います。並んだばかりの歯は不安定になりやすいですが、ブラケットのおかげで安定性が維持されるのです。さらに正しい位置へ歯が並ぶと咬合状態も改善していきます。ワイヤーを通すだけではなく、すべてにおいてなくてはならない装置の1つです。

ブラケット治療のメリット・デメリット

では、実際にブラケット治療には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。さまざまな視点から見ていきながら、ブラケット治療について理解を深めていきましょう。

ブラケット治療の3つのメリット

治療の歴史が古く、信頼性が高い

ブラケット治療が本格的に開始されるようになったのは1900年代になってからだといわれています。一方で、近年人気の高いマウスピース型矯正(インビザライン)は2000年代に開始されるようになった新しい治療法です。
比較するとブラケット治療(ワイヤー矯正)は長い期間、世界中で取り入れられてきた治療法であることがわかります。実績も申し分なく、現在でも多くの歯科医院で受け入れられている治療法です。

症例の幅が広く、難しい症例にも対応

ブラケット治療では、さまざまな症例に対応しています。
歯が重なっている症例や大きさがバラバラの症例、広く隙間が開いている症例、全体的に乱れている症例など、あらゆる症例に適応しているのが特徴です。一方でマウスピース型矯正(インビザライン)では症例がかぎられており、重度の症例では対応が難しいとされています。

費用が比較的安価

このあとブラケットの種類を詳しく紹介していきますが、ブラケット治療では装置の種類によって治療費を抑えることができます。
特に金属製のブラケットでは、ほかのブラケットに比べて費用が安価です。
とはいっても矯正治療自体、自由診療にあたるため相場は30~170万と幅が大きい傾向にあります。なかでも金属製のブラケットを選択する場合、100万以下に抑えることが可能ですが、詳しい金額については患者さまの歯並びや口のなかを検査・診察して決めていきますので、気になる方は一度相談してみるといいでしょう。

ブラケット治療のデメリット

見た目が気になる

ブラケットは歯の表面に装着していくため、装置によっては目立ちやすいといえます。
特に金属ブラケットを使用して表側矯正をした場合、口を開けるだけで装置が周囲に見えてしまいます。
気になる方は、ブラケットを歯に馴染みやすい色にしたり歯の裏面にブラケットを装着する裏側矯正(舌側矯正)にしたりすることで、カバーが可能です。

装置によっては費用が高い

歯に馴染みやすい色のブラケットを選択した場合に出てくる問題が、費用がかかる傾向にあること。透明または白色を選択した場合、治療費がかさむ可能性が高いでしょう。

違和感がある

歯の表面にブラケットを装着するので、最初のうちはなかなか慣れずに違和感があるでしょう。
口が盛り上がったような感覚や舌がブラケットに当たってしまって痛みを伴うなど、一時的に嫌悪感を抱く方は多いです。ただ、時間が経過するごとに少しずつ慣れていきますので安心してくださいね。

ブラケットの種類

ワイヤー矯正(裏側矯正)の装置モデル

ここからは、ブラケットの種類別にどんな特徴があるか詳しく紹介していきます。
ブラケット治療を考えているけど、どの種類にしようか悩まれている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

メタルブラケット

その名の通り金属製のブラケットで、材質はチタンやステンレススチールでできています。非常に耐久性や強度に優れているため、壊れにくい点が特徴です。
ブラケット治療のデメリットでも挙げたように、金属製であることから目立ちやすいのが難点。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットは透明または半透明であることから、見た目が気になる方にとってうれしい選択肢の1つです。
ポリマー素材のため柔らかく違和感も少ない傾向ですが、耐久性はメタルブラケットよりも劣ります。注意点として、プラスチックブラケットは摩擦が起こりやすいという特徴をもつことから歯を動かす期間が遅めです。
そのため、あまり大きな移動をしない軽度の症例に向いているといえます。

セラミックブラケット

セラミックブラケットは、セラミック素材からできており歯と似たような色調です。
そのため、装置が悪目立ちしません。さらに、耐久性や強度にも優れており重度の症例にも対応可能です。
ただ、難点として素材が硬めのため違和感や痛みを伴う可能性があることやメタルブラケットよりも費用がかかる傾向にあります。

ジルコニアブラケット

ジルコニアブラケットもセラミック同様、自然な見た目を再現したブラケットです。
セラミックブラケットよりも耐久性や強度が高く割れにくい点やプラークが付着しにくい点など、非常に優れています。ただ、ほかのブラケットに比べると費用が高めです。

リンガルブラケット

リンガルブラケットとは、歯の裏側に装着するブラケットのことです。
リンガルブラケットの大きな特徴は、歯の裏側に装着するため周囲から見ても気づかれにくいこと。そのため、矯正治療をしたいけど装置が目立ちにくい治療がしたい方に非常におすすめです。しかし、リンガルブラケットの装着は難易度が高く、対応していない歯科医院もあります。
もし、リンガルブラケットに興味があるという方は、一度当院でご相談してみませんか?
気軽に聞いてみたいという方も大歓迎です!

治療中にブラケットが外れた場合の対処法

ブラケットは歯に接着剤で固定していきますが、時として外れてしまうケースもあります。
何度も外れるようであれば以下のおこないが原因であることが考えられます。

● 硬いものや歯にくっつくやすい食べ物をよく食べる
● 噛み合わせが深くて歯が装置によく当たる
● 天然歯が少なく被せ物が多いため接着剤が馴染みにくい
● 無意識に装置を触ってしまう

もし外れた場合は、早めに歯科医院に連絡しましょう。
外れても痛みがないなど、特に支障がなければ来院時までそのままにしていても問題ありません。
ブラケットが外れないようにするためにも上記の項目に注意が必要です。

矯正に関してお悩みの方は当院までご相談ください

難波矯正歯科のロゴ

ブラケットの種類はさまざまあり、特徴もそれぞれ異なります。
今回の記事を読んで気になる治療法がございましたら、お気軽にご連絡くださいね。また、当院ではカウンセリングの場を設けておりますので、患者様の口の状態や今後の治療プランなどをその場で話し合うことができます。
「ただ話を聞きたい」という方ももちろんOKです!まずは、お気軽にご予約くださいね。
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