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気になる正中線のズレ!治療した方がいいの?


正中線 難波矯正歯科 裏側矯正

こんにちは。難波矯正歯科です。
ふと鏡を見た時に「真ん中の歯の中心がズレていることに気がついた!」という方はいらっしゃいませんか?
歯並びの乱れがある場合には、比較的見られやすい状態ですが、特に歯の並び方が悪くなくても真ん中の歯の中心が合わないことがあります。見た目が気になることはもちろん、そのままにしておいていいのかどうか悩んでしまっている方もいるのではないでしょうか。
今回は、真ん中の歯の中心を結ぶ「正中線」のズレやその治療などについてお話していきます。

正中線とは?

2つのものを比較検討する女性

『正中線』という言葉を今回のブログで初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。
正中線(せいちゅうせん)とは、歯科においては噛み合わせた時に上下の中心の歯と歯の間を縦に結ぶ線のことをいいます。お顔の中心と上下の歯の中心が1本の線になるように一致していることが理想で、これらが揃っているとバランスの取れた印象の良いお顔になります。
ところが、何らかの原因によりズレてしまい合わないこともあるのです。
次の項では、正中線が合わなくなってしまう原因について具体的にご紹介していきます。

正中線がズレてしまう原因

以下の4つに当てはまるような場合は、正中線のズレに繋がる可能性があります。

①顎の骨が左右非対称

頭蓋骨に対して上顎や下顎の骨にズレが生じている場合は、正中線も同じように合わなくなってしまう傾向があるでしょう。先天的に顎の骨が左右非対称なこともあれば、頬杖や片方だけで噛む癖などにより後天的に歪んでしまうこともあります。これらの癖に心当たりのある方は、早めに直していきましょう。

②歯の大きさが違う

左右で大きさの違う歯がある場合にも、生じやすくなります。元々人間の身体は左右対称ではなく、多少異なるものです。歯の大きさや形なども同様で、少しの違いが重なると左右差も目立つようになります。

③左右で歯の数が異なる

先天的に欠如していたり、親知らずが生えているなど、歯の本数が左右で異なることもあるでしょう。左右で同じように歯が並ぶことで中心が揃うため、歯の本数に違いがあるとズレの原因となります。

④歯並びや噛み合わせが悪い

歯並びや噛み合わせが乱れている場合は、正中も合っていない可能性が高くなります。ただし歯並びが原因の場合は、歯列矯正で歯並びを整えることで合うようになる可能性も高くなります。

正中線がズレていたら治療するべき?

もし正中線が合わないことに気がついたら、治療をするべきなのでしょうか。
理想的には、上下の正中線がぴったり合っていた方がよいといえます。しかし、人間の顔や身体はぴったり左右対称ではないものです。よく見ると左右で眉の高さが違ったり、目の大きさが違うということも決して珍しいことではありません。そのため特に気になったり支障がないような場合には、治療をしなくても大きな問題はないでしょう。
ただしズレが大きい場合は、歯並びや噛み合わせに問題があるかもしれません。見た目だけではなく健康面にも影響する可能性があるため、治療を検討された方がよいでしょう。

歯並びや噛み合わせに問題があることで生じるトラブルとは

歯並びや噛み合わせに問題があることが原因の場合は、そのままにしておくことで次のような様々なトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
・見た目のコンプレックスを感じてしまう
・虫歯や歯周病のリスクが高い
・食べ物をしっかり噛むことができない
・消化不良を起こすことがある
・キレイな発音ができない
・顎関節症を発症することがある
・肩こりや頭痛などの不調に繋がる可能性がある
このように、口元のトラブルは全身にまで悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
もし上記の中にも当てはまることがあるようであれば、1度歯科医院で相談してみてくださいね。

歯列矯正で正中線を揃えることはできるのか?

裏側矯正 難波矯正歯科

歯列矯正で上下の歯の中心を合わせることができるかどうかは、患者様一人ひとりのお口の状態によって異なります。一般的に歯並びが悪いことが原因の場合は、歯並びを整えることで改善が見込めるでしょう。
ただし骨格的な問題がある場合は、歯列矯正だけでは改善が難しいこともあります。

歯並びが原因の場合

基本的には、歯列矯正により歯並びが改善されると、一緒に正中線も揃うことが多いといえます。しかし、患者様のお口の状況によってはぴったり合わせることが難しいケースもあるというのが実際のところです。歯の中心にズレがあると、鏡を見る度に気になってしまうかもしれませんが、意外とご自身が気にするほど周りの人は見ていないものです。人と話す時に相手の歯をじっくりと見ますという方はあまりいないですよね。
やむを得ずぴったりと合わせることが難しい場合には、他にトラブルがなければ気にしすぎないということも大事かもしれません。
とはいえ、当院ではできるだけ正中も合わせられるように治療を進めていきますので、ご安心いただけたらと思います。

歯列矯正の種類

歯列矯正には、以下のような種類があります。
現在広く行われている方法は、ブラケットと呼ばれる装置やワイヤーを用いて行う『ワイヤー矯正(表側矯正)』や『裏側矯正(舌側矯正)』そして『マウスピース型矯正』です。
この中でも裏側矯正(舌側矯正)は、装置が他の方に見えないので治療中の見た目が気になる方に向いているでしょう。
この中でどの治療方法が適しているのかは、患者様の歯並びの状態やご希望により変わってきます。
もし歯並びだけではなく正中線のズレも気になっている方がいらしたら、カウンセリングの時にお話くださいね。

骨格のズレが大きい場合

骨格的な問題がある場合には、骨格のズレを整えるという目的で外科手術を伴う『外科矯正』をご検討いただくようご提案する可能性があります。
正中を整えることだけに注目するのではなく、根本的な原因である骨格から整えることで、結果として正中線も揃いやすくなるからです。

外科矯正とは

外科矯正とは「外科手術と歯列矯正を組み合わせて行う治療」のことです。
外科手術では、顎の骨を切ったり移動させたりすることで骨格から整えることができます。さらに歯列矯正によってキレイに歯を並べることにより、美しい口元に近づけるという治療です。
外科手術というと、抵抗を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも行うわけではありません。必要と思われる場合には、精密検査後に診断や治療計画とともにお伝えさせていただいております。お悩みのある方は、まずは当院のカウンセリングにてご相談ください。
詳しい外科手術のご説明については、こちらもご覧ください。
当院のサージェリーファースト流れはこちら

正中線のズレや歯並びのお悩みは難波矯正歯科におまかせください

今回は『正中線』のズレや改善方法などについてお話しました。
口元のお悩みは人それぞれですが、今回のように歯の中心のズレが気になっている方もいらっしゃいます。「治療した方がいいのかわからない」という方や「歯並びの乱れや正中線についてどちらも気になっている」という方は、ぜひ難波矯正歯科までご相談くださいね。
お悩みの改善方法や矯正治療などについて詳しくご説明させていただきますので、何でもお話ください。お問い合わせお待ちしております!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回のブログもどうぞお楽しみに。
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