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出っ歯になるのはなぜ?原因と治療方法とは


矯正 上顎前突 裏側矯正

日本人の中で出っ歯の方は「10人に1人いる」といわれています。出っ歯は見た目のコンプレックスになるだけではなく、様々なトラブルに繋がる可能性があるため気をつけたい症状の一つです。
当院にも「歯が出ているのを治したい」とご相談にいらっしゃる方は少なくありません。なぜ10人に1人という高い割合で、出っ歯になってしまう方がいるのでしょうか。
今回は出っ歯になる原因や治療方法、治した方がいい理由などについてお話していきます。

出っ歯とは?

鏡で歯を確認している女性

「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」とも呼ばれ、上の前歯が外側に傾いていたり、大きく前方に突出している状態のことを指します。
もしお口が閉じにくかったり、横顔を見た時に口元が前に出ているようでしたら、当てはまるかもしれません。
よくわからないという方は、鼻先と顎先を人差し指で結んでみてください。この時に、指に唇がしっかり触れるようであれば、出っ歯の可能性が高いでしょう。ちなみに理想的な歯並びの場合は、唇が少し触れるか触れないかぐらいだとされています。

なぜ出っ歯になってしまうの?

出っ歯になってしまう理由は、主に先天的なものと後天的なものの2つに分けられます。

先天的な要因

遺伝的なもので、歯や顎の骨の大きさなどが原因になります。
例えば、顎の大きさに対して歯が大き過ぎたり、上顎が大きい・下顎が小さいなどです。また、歯が外側に向いて生えていることが原因のこともあるでしょう。

後天的な要因

生まれつきではなく、生まれた後の癖や習慣などにより出っ歯になるケースです。
実は、遺伝的な問題よりもこれらが原因となっていることの方が多いともいわれています。次の項で詳しく解説していきます。

出っ歯を引き起こす癖や習慣とは

「いつまでも指しゃぶりをしているのは良くない」という話を聞いたことはありませんか?
特に問題がないように思える癖でも、継続的に行うことで歯並びを悪くしてしまうことがあります。
具体的には、次のようなものです。

指しゃぶりや爪噛み

指しゃぶり 矯正 難波

長期間続けて行っていると、少しずつ歯が動いて唇の方向に倒れてきてしまう可能性があります。また、前歯が噛み合わずに隙間があいてしまう『開咬(かいこう)』と呼ばれる状態になってしまう方も多くいらっしゃいます。

下唇を噛む癖

上の前歯で下唇を内側に巻き込む癖にも注意が必要です。何気なく行っている癖でも、噛んだ時に上の前歯を外側へ、反対に下の前歯を内側へ押す力が加わっています。続けていると少しずつ前歯が傾いてきてしまう可能性があります。

舌癖

舌癖 矯正 イラスト

舌で歯を押してしまうなどの舌の癖のことを「ぜつへき」といいます。多くの方に見られる悪習慣です。
本来、舌には正しい位置というものがありますが、皆様はご存じでしょうか。舌が間違った位置にあると、前歯を押し続けてしまい外側に出てきてしまう、という場合もあるのです。

※舌の正しい位置について詳しく知りたい方は、以下のブログも合わせてご覧ください。
>>>舌のトレーニングとは

口呼吸

通常、私たちは鼻から吸って吐くという「鼻呼吸」をしています。しかし風邪による鼻詰まりなどで、お口で呼吸をする経験をしたこともあるのではないでしょうか。
一時的なものであれば問題ありませんが、鼻炎やアレルギー、癖などによって常に口呼吸になってしまう場合は要注意です。口呼吸が習慣化されるとお口周りの筋肉のバランスが崩れてしまい、上顎前突の原因となります。

食習慣に問題がある

柔らかいものばかり食べていると、顎が十分に成長することができません。顎が小さくなると、歯がキレイに並びきれないため歯並びが悪くなってしまいます。

親知らずがある

親知らずがあるからといって、必ずしも歯並びが悪くなるわけではありませんが、横向きに生えているような場合は注意が必要です。
親知らずが生えようとして手前の歯を押すために、前歯が前方に出てきてしまうことがあります。

出っ歯でも気になっていなければ治療しなくても問題ない?

結論からお伝えすると、出っ歯は治療した方が良いでしょう。
なぜなら、放置していると下記のような様々なトラブルを引き起こしかねないからです。

虫歯や歯周病になりやすくなる

上の前歯によって唇が押されるため、お口をきちんと閉じることができません。そのため口内が乾燥して細菌が繁殖し、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

口呼吸の原因になる

お口を閉じにくいことが原因で、無意識の時にお口を開きやすくなってしまいます。それが気がつかない間に癖になり、鼻呼吸から口呼吸に変わってしまうケースも多く見られます。

発音に影響することがある

噛み合わせに問題があるため、正しい発音ができなくなってしまうこともあります。

奥歯を早く失う可能性がある

前歯でしっかり物を噛むことができないため、奥歯に負担がかかります。その結果、奥歯を早く失ってしまうこともあるでしょう。

顎関節症の発症に繋がる

噛み合わせのバランスが悪いと顎関節にも負担がかかるため、顎関節症を発症してしまう可能性もあります。

身体の不調を引き起こす

噛み合わせが悪いと、それを補おうとして周囲の筋肉に負担がかかります。そのため、頭痛や肩こりなどを引き起こすこともあるでしょう。
また食べ物を十分に噛み砕く前に飲み込んでしまいがちになり、消化不良などを起こすこともあります。

コンプレックスの原因となりやすい

いわゆる「口ゴボ」と呼ばれる状態になりやすく、コンプレックスを感じてしまう方は少なくありません。
口元が気になって上手く笑えなくなったり、自信をなくしてしまうという方もいらっしゃいます。

出っ歯の治療方法は?

2つの選択肢を比較する女性のイメージ画像

症状の程度によっても治療方法が異なる可能性がありますが、一般的には次のような方法で治療を行います。

歯列矯正

矯正装置により歯を動かし、歯並びや噛み合わせを整える方法です。用いる装置により、以下のような種類にわけられます。

表側矯正

歯の表側にブラケットという装置をつけ、そこに、ワイヤーを通して力を加えることで歯を移動させる方法です。様々な歯並びに対応できますが、装置が目立ちやすいというデメリットもあります。

裏側矯正(舌側矯正)

ワイヤー矯正と同じような装置を、歯の裏側につけて行う方法です。矯正中の見た目を重視したい方に適しています。

マウスピース型矯正(インビザライン)

透明のマウスピース型の装置を用いて歯並びの改善を図る方法です。装置が目立ちにくく、取り外しできるという特徴があります。

外科手術

骨格的な問題があり、矯正治療だけでは改善が難しい場合には、外科手術を行うこともあります。

出っ歯のお悩みは難波矯正歯科までご相談ください

難波 矯正歯科 裏側専門

今回は、出っ歯になる原因や治療方法、治した方がいい理由などについてお話しました。
特に問題がなく、見た目が気になっていない場合でも、放置していると他のトラブルを引き起こす可能性があるため注意しなければなりません。

難波矯正歯科では、歯並びや口元にお悩みの方や歯列矯正をお考えの方に向けてカウンセリングを実施しております。矯正治療についてのご説明はもちろん、患者様一人ひとりのお悩みを解決するための方法をご提案することも可能です。
カウンセリングではお悩みを伺うことが可能ですが、どの装置を使用していくのがいいかまで知りたい方はぜひ精密検査(有料)を受けていただくことがおすすめです。
ご興味のある方は、どうぞ気軽にご活用ください。ご予約は下記フォームより随時承っております。

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