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マウスピース矯正中の食べ歩きや飲み会、こんな時どうする?


こんにちは。難波矯正歯科です。
「マウスピース矯正中でも食べ歩きや飲み歩きはできるの?」と気になっていませんか?
結論から申し上げると、ルールさえ守れば食べ歩きや飲み歩きは矯正治療中でも可能です。
ルールから外れてしまうと装置がはまらなくなったり、治療のやり直しが必要になりますのでご注意ください。
こちらのページでは、装置を外せる時間や食べ歩きや飲み歩きをするときに注意すべきことを分かりやすくまとめました。
マウスピース矯正中の方はもちろん、現在ご検討中の方もぜひご参考ください☆

マウスピース矯正の装置を外せるのは「1日2~4時間」

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食べ歩きや飲み会でのトラブルを防ぐには、
まず1日のうちに何時間装置が外せるのかをしっかり把握しておくことが大切です。
装置が外せるのは1日2〜4時間程度で、それ以上経つと歯が動いて装置がはまりにくくなる可能性があります。
後戻りの程度や歯が動くスピードには個人差があるため、外している時間はできるだけ短くするよう心がけましょう。

食べ歩きや飲み会時は装置を外す必要がある

マウスピース矯正で使用する装置は「食事をするとき」「水以外のものを飲むとき」「歯磨きをするとき」
これらのタイミングでかならず外さなくてはいけません。

装置をつけたまま食事をしてはいけない理由

装置をつけたまま食事をすると、噛むことで装置に余計な力がかかって破損したり、
熱いものを口にすると装置の変形につながります。
一度破損や変形がおこったら元に戻すことはできません。作り直しが必要です。

装置をつけたまま水以外のものを飲んではいけない理由

装置をつけたまま水以外のものを飲むと、装置のなかに飲み物が溜まって虫歯や歯周病のリスクが上がります。
とくに糖を含んだ飲み物は注意しなくてはいけません。
無糖であっても色の濃いものは装置の変色につながります。
審美性に大きく影響しますので、かならず外して飲むようにしましょう。

装置をつけたまま歯磨きをしてはいけない理由

装置をつけたままの歯磨きをしても、汚れをしっかり落とすことはできません。
飲み物のケースと同じように虫歯や歯周病のリスクが上がります。
歯磨きをするときはかならず装置を外して、お口のなかと装置を別々に洗ってください。

納得のいく治療につなげるためにも、食べ歩きや飲み会をするときは事前に装置を外し、
外した装置をつけるときは先にお口のなかを清潔にすることを忘れないようにしましょう。

※また、ほかのブログ記事にて、マウスピースの取り扱い方法についてご紹介しています。
そちらもぜひご参照ください!
「マウスピースに歯石が付くの?」

食べ歩きしているときのトラブル回避のポイント

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食べ歩きは、連続して食べ物を口にすることが多いため、毎回、食べる前に装置を外して、
食後に歯磨きをしてまた装置をつけるという一連の流れを行うことが難しい傾向にあります。
食べ歩きの時間を事前に決めることで食べ歩きを満喫でき、
かつ装着時間をオーバーするリスクを下げられるのでおすすめです。
連続して食べ物を口にしない場合は、食べた後に一度歯を磨いて装置を付け直すほうが後戻りのリスクを抑えられます。

飲み会のときのトラブル回避のポイント

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飲み会の場合も、食べ歩きと同じように時間を事前に決めるほうがあれこれ考える必要がないため、
楽しみやすいといえます。
しかし、盛り上がって時間をオーバーしてしまう可能性があるので、その点は注意しましょう。
時間をオーバーしてしまうようなら一度席を立ち、お手洗いで歯磨きをして装置を装着してください。
そのあとは、水だけを飲んで虫歯や歯周病のリスクを抑えながら後戻りを予防することをおすすめします。

矯正治療中の食べ歩きや飲み会で注意すべき3つのこと

矯正治療をスムーズにすすめるには、トラブルを回避する必要があります。
食べ歩きや飲み会では以下の点に注意してお過ごしください。

装置を失くさないように専用のケースに入れて持ち運ぶ

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装置を外したあとにティッシュで包む方がいますが、間違って捨ててしまう可能性があるため危険です。
専用のケースに入れて捨てるリスクを抑えましょう。

調整後1週間は硬い食材や歯ごたえのある料理を避ける

調整後1週間は強い痛みがでやすく、普段の食事メニューが食べられないというケースも少なくありません。
硬い食材や歯ごたえのある料理を食べると、さらに痛む可能性があるため注意が必要です。
調整後1週間は、おかゆやうどん、豆腐料理など、柔らかめのものを選んで食べるようにしましょう。

色が濃い飲食物はできるだけ避ける

マウスピース矯正で使用する装置は、プラスチック素材であるため着色がつきやすく、
外して食事をしてもお口の中に着色料が残っていれば徐々に黄ばみにつながる可能性があります。
装置の黄ばみは洗浄剤などを使ってもなかなか取れないため、色が濃い飲食物はできるだけ避けることをおすすめします。

食べ歩きや飲み会で装置の破損や紛失がおこったらどうする?

装置の破損や紛失がおこったら、できるだけ早めに歯科医院へご連絡ください。
破損した装置をそのまま使ったり、装置が使えないからといって歯並びを放置したりすると、
計画通りに治療が進みにくくなったり、後戻りがおこって治療を一からする必要がでてきたりします。
その場合の費用は患者様負担ですので、注意しましょう。
また、破損や紛失がおこったときの装置の作り直しも、患者様の不注意が原因としてある場合は患者様負担です。

装置の作り直しは受け取りまでに約1か月かかる

マウスピース矯正の場合は、ワイヤー矯正のようにすぐに治療を再開できません。
歯科医院から製作会社へお口のデータを再度お送りし、装置の製作がスタートします。
完成した装置が歯科医院へ送られてくるまでには約1か月かかるため、
その間は前回使用した装置を使って過ごしていただきます。

余計な費用がかかることはもちろん、作り直しにかかった日数分の治療期間の延長が必要になることも、
破損や紛失のデメリットです。
できるだけ早く歯並びを整えるためにも、装着中の食事を避けて、外した後は専用のケースで管理してください。

食べ歩きや飲み会をするときに持参するといいもの

食べ歩きや飲み会をするときは「装置をしまうための専用のケース」「歯磨きセット」
2点を忘れずに持っておきましょう。
歯磨きセットに加えて「デンタルフロス」を持っておくと、より清潔なお口のなかを保つことができます。
また、あまりお酒に強くないという方は、事前に「胃腸内服液」を飲んでおくことで、
酔いすぎや二日酔いのリスクを抑えられます。
自分にあったお酒の飲み方を理解しておくと、装置の紛失やつけ忘れを回避できるためおすすめです。
「歯磨きセット」と「胃腸内服液」はコンビニで買えますので、気になる方はチェックしてみてください。

マウスピース矯正中の食べ歩きや飲み会は慎重に

マウスピース矯正中は、装置の取り外しが可能な分、注意すべき点も多々あります。
食べ歩きや飲み会のときは、かならず装置を外して専用のケースで管理してください。
1日のうち装置を外せる時間は2~4時間と決まっているため、時間を計算して意識して過ごすことも大切です。
4時間以上外したままの状態が続くと、装置がはまらなくなって作り直しが必要になったり、
後戻りが大きい場合は治療自体のやり直しをご提案することもあります。
それだけ時間と費用がかかりますので注意しましょう。
万が一装置の破損や紛失がおこったときは、診療時間中であれば当日に、
そうでない場合は翌日の朝に歯科医院へご連絡ください。

※こちらの記事ではマウスピース矯正の向き不向きについてもご紹介しています。
こちらもぜひご参照ください☆
「マウスピースの向き不向きについて」

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