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「矯正治療のゴムかけは痛いって本当?どうして必要なの?」と気になったことはありませんか?
ゴムかけは基本的に患者様自身で行っていただくものであり、必要な理由や目的を知っておくことでモチベーションの維持にとても役立ちます。治療期間が長期になりやすい矯正治療だからこそ、一つひとつのことを正しく理解して続けることを意識しましょう。
こちらのページでは、ゴムかけの特徴や必要な理由、効果を十分に得るためのポイント、期間や痛みを感じたときの対処法などを分かりやすくまとめました。
矯正治療をご検討中の方はもちろん現在ゴムかけをしていて痛みに困っている方も、ぜひご参考ください。
矯正治療中に行う「ゴムかけ」とは?
上下顎が引きあうように装置にゴムをかけることを「ゴムかけ」といいます。専門用語では「顎間ゴム」といわれており、症例や段階によって使用するゴムの強さを変えるケースがほとんどです。引き合う力が強ければそれだけ痛みを感じやすく、歯ぐきや歯槽骨の状態、食生活によっても差がうまれるので、適切な管理をして痛みをうまくコントロールすることが治療に対するモチベーションを下げないための大切なポイントといえるでしょう。
ゴムかけが必要な2つの理由
「ゴムかけ=痛い」というイメージがあることから、できればやりたくないという方が多い印象です。
ゴムかけはやればそれだけ効果を得られますが、反対に使用しなければ理想の状態に仕上げることはできません。ゴムかけが必要な理由を正しく理解して、納得のいく治療につなげましょう。
噛み合わせを整えられる
ゴムかけには歯の位置を微調整する効果があり、毎日行うことで噛み合わせをスムーズに整えられます。噛み合わせのズレはたとえ小さなものであっても、歯や顎関節に大きな負担がかかりやすいため、放置するのは危険といえます。
歯列矯正=見た目を美しくするというイメージがありますが、噛み合わせを正すことも大切な目的の一つであり、健康面でみるとそちらのほうが重要です。全身の健康のためにもしっかりと整えていきましょう。
歯の動きをサポートできる
ワイヤー矯正による歯の動きをサポートする役割をもっており、とくに「前歯を内側に下げる」「抜歯をしてできたスペースを閉じる」といったときにゴムかけがとても役に立ちます。軽度の症例であればメインの装置のみで治す場合もありますが、中等度や重度の症例、抜歯が必要な症例では基本的にゴムかけは必須です。
ゴムかけの効果を十分に得るための2つのポイント
ゴムかけは正しく使用してはじめて効果を発揮します。痛みを伴いやすいものだからこそ、ポイントを抑えて使うほうがモチベーションの低下を回避できるのでおすすめです。ぜひ以下の2つに気をつけながら継続してください。
つけている間はお口を開けすぎない
ゴムの強度によっては、お口を開けすぎると切れてしまうことがあります。ゴムは装置にかけて使用するため、お口を急に開けて強すぎる力がかかると装置が脱離する可能性もゼロではありません。急な来院が必要になる原因ともいえます。新たなトラブルを引き起こさないためにも、笑ったり食べたりするときは必要以上にお口を開けないよう意識または工夫をして過ごすようにしましょう。
最低でも1~2日に1回は交換する
お口のなかの汚れは歯や歯ぐきだけでなくゴムにも付着します。何日も同じゴムを使用するのは不衛生であり、伸びきったものを放置するのは効果の半減につながるためおすすめできません。衛生的かつ効果を十分に得るためには、最低でも1~2日に1回の交換が必要です。
歯科医院ではゴムを無料で渡しているところも多いので、使い切る前に新しいものをもらっておくほうが安心して過ごせるでしょう。
>>>当院で使用しているゴムをチェック
ゴムかけの装着期間はどのくらい?
ゴムかけの装着期間は、患者様によって異なります。一時的なケースがほとんどですが、治療期間ずっとゴムかけが必要なケースもゼロではありません。もともと噛み合わせが大きく崩れている場合や、抜歯が必要なケースだとゴムかけの期間は長くなる傾向にあります。
ゴムかけは歯並びや噛み合わせを理想的に仕上げるためのものです。使用期間が長くなってもしっかり使い続けるようにしましょう。
ゴムかけで痛みを感じたときの対処法
ゴムかけをして強い圧が歯にかかると、痛みが発生します。メインの治療の痛みよりもさらに強まるケースが多いため、それが心配で「やりたくない」という意見も少なくありません。しかし、ゴムかけの効果は歯列矯正をする上で重要なものであり、必要なのにやらないのは残念な結果につながる原因ともいえます。ゴムかけによる痛みを正しくコントロールして、美しい歯並びや噛み合わせを手に入れましょう。
患部を冷やす
強い力がかかることで歯ぐきや歯槽骨に炎症が起き、痛みが発生します。通常の矯正治療の痛みの種類と同じですが、お口のなかを温めて血行を良くしても痛みが緩和されない場合は、反対に患部を冷やすことで落ち着く場合があるので試してみましょう。氷や保冷剤などを直接歯ぐきにあてるのは冷えすぎて血行が悪くなる恐れがあるため、おすすめできません。冷たい飲み物をお口のなかにためるほうがより安全だといえます。
鎮痛剤(痛み止め)を服用する
患部を冷やしても痛みが緩和されない場合は、鎮痛剤の服用をおすすめします。頻繁に服用すると胃が荒れる恐れがあるため、2回目を服用するときは1回目から4時間はあけるようにしてください。また、商品によっても正しい服用方法は異なります。市販のものを使用するときは必ず使用方法や注意書きを先に確認しましょう。
柔らかいものを選んで食べる
歯が動く痛みが強くでている間は、硬いものではなく柔らかいものを選んで食べるようにしましょう。おかゆやうどん、豆腐などしっかり噛まなくても食べられるものがおすすめです。栄養が偏らないようにスープや飲み物などでバランスをとるといいでしょう。
あまり噛まない期間が続くと、お口周りの筋力低下や肌のたるみを引き起こすことがあるので、痛みが落ち着いたら噛み応えのあるものを食べるようにしてください。
ゴムかけはマウスピース型矯正(インビザライン)だと必要ない?
マウスピース型矯正(インビザライン)でも、専用の装置を追加で付けることでゴムかけが可能です。
追加装置はもともとの料金に組み込まれている場合と別途発生する場合があるため、気になる方は事前に確認しておきましょう。ワイヤー矯正の場合は治療初期に貼り付けた装置にゴムをかけるだけで済むため、基本的にもともとの料金に組み込まれているケースがほとんどです。
マウスピース型矯正(インビザライン)の注意点として、ゴムかけを正しく行わないことで歯の動きが悪くなり、製作済みの装置が使えずに作り直しが必要になる場合があります。装置の作り直しには別途費用がかかるため、患者様の負担が増えてしまうでしょう。正しく使用して治療を終えるほうがお得です。
ゴムかけを正しく行って美しい歯並びを手に入れよう
矯正治療で痛みを伴うタイミングの一つに「ゴムかけ」があります。
噛み合わせの調節や前歯を下げるといった目的で使用され、継続することでより理想的な仕上がりになるのが特徴です。使用期間は患者様のお口の状況によって異なり、中等度や重度の症例であれば長期にわたるケースも珍しくありません。痛みをうまくコントロールしながら正しく使うことが大切です。
当院では、ゴムかけが必要な患者様に目的や正しい使用方法を事前に分かりやすく説明しています。強い痛みが発生したときの対処法もしっかりとお伝えしますので、安心して続けられるでしょう。後戻りや治療期間の延長を防ぐためにも忘れずにお使いください。
まずは無料カウンセリングにて、疑問や不安を解消してみませんか。
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