難波 矯正歯科 受け口受け口の原因は、かならずしも下顎にあるとは限りません。
上顎の歯や顎骨の形が原因で受け口を引き起こしていることもあります。
こちらのページでは、上顎が原因で受け口になるパターンや予防するために必要なことを分かりやすくまとめました。
受け口でお悩みの方はもちろん、お子様の受け口を予防したい方もぜひご参考ください。
また過去に様々な受け口のタイプについての記事も掲載しておりますので気になる方はチェックしてみてください。
ご自身の受け口タイプは?
目次
上顎が原因で受け口になる?
上顎のどの部位に原因があるかによって対処法が異なります。
現在受け口でお悩みの方は、ぜひご自身のお口を確認しながらご覧ください。
上顎が下顎より小さい
正常な歯並びは、下顎の歯列を上顎の歯列が少し覆っています。
上記の写真の患者様のように上顎の骨がうまく成長せずに小さいままだと、下顎だけが成長して受け口になることが少なくありません。
上顎が下顎より小さい状態を成人以降に治療しようと思うと、手術が必要になる可能性が高いため、早めに対処することをおすすめします。
また、この状態になるのを防ぐには、上顎の発育を促したり、広げる治療が必要です。
上顎の前歯が内側に入っている
上顎の前歯が歯列よりも内側に入っていると、下顎の前歯が出ているように見えます。
実際は上顎の前歯に問題があるだけなので、唇を閉じている状態では受け口に見えないのが特徴です。
矯正治療で上顎の前歯の位置を正して受け口を治す必要があります。
上顎の発達がはじまるのは「6~8歳」
6〜8歳になると上顎が、10〜13歳に下顎の成長がみられます。
歯の生え変わりとともに受け口が治るケースもありますが、食生活や口周りの癖の有無によっても差がでるため注意が必要です。
小児矯正には、永久歯を正しい位置へ誘導したり、長期の指しゃぶりや唇を噛む癖、舌を前に出す癖など口周りの癖を治す効果も期待できます。
顎骨をうまく発達させるポイントは「よく噛むこと」
噛む回数が多ければそれだけ顎骨に刺激が伝わり、成長します。
現代人は昔よりも硬い食材を食べなくなったため、顎が細い方が少なくありません。
骨格は遺伝の影響も大きいため、よく噛む習慣づけをすることがとても大切です。
上顎の発達がはじまる6〜8歳ごろは、積極的に歯ごたえのあるものを与えるようにしましょう。
受け口の予防や治療には矯正治療がおすすめ
13歳をすぎると顎骨の成長が止まるため、小児矯正のように装置を使って顎を広げることができません。
13歳以降に顎の大きさや形を変えるとなると外科手術が必要になり、体への負担がそれだけ大きくなります。
小児矯正で上顎の大きさをコントロールしたほうが、最小限の負担で受け口になるリスクを抑えられるのでおすすめです。
受け口が気になったら早めに歯科医院へご相談を
受け口は下顎の問題と思われがちですが、原因が上顎にあるケースも少なくありません。
ほかの歯並びと同じように歯に問題があれば矯正治療を行い、骨格に問題があれば外科手術が必要です。
当院では外科手術を伴う矯正治療の方法もご提案可能です。
原因を正確に判断するにはレントゲンや歯科用CT撮影など精密検査が欠かせませんので、まずはご連絡ください。
お子様の口周りの癖が気になる方も、受け口予防としてぜひ小児矯正をご検討ください。
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