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歯科矯正を始める前に知っておくべき5つのこと


こんにちは。難波矯正歯科です🦷✨
歯並びが綺麗になることを想像すると、矯正治療を始めるのも楽しい気持ちになりますよね。
しかし、矯正治療が初めての方は「何を基準に先生を選んだら良いのだろう?」
「矯正治療中に気をつることはあるのかな?」などなど、気になることも多いのではないでしょうか?
今回は、そんな疑問にお応えするため歯科矯正を始める前に知っておくと良いことについて詳しくお話していきます。
これから矯正治療を始める方も矯正治療をするか迷っている方にも参考になると思います。
ぜひ最後までご覧ください。

歯科矯正を始める前に知っておいた方がいい知識

1.歯科医師を選ぶポイント

歯科医師,歯型模型

歯科でも医科と同じように治療ごとに専門分野が分かれていて、それぞれに専門医がいます。
歯科矯正も同じで、一般的には矯正医が矯正治療を担当しています。
歯科矯正をする際には、歯を抜いたり、むし歯の治療をしたり、
処置が必要な歯は先に治療をしてから矯正治療に入ります。
このような処置は、矯正医がやるのではなく一般歯科医と連携し治療をしてもらうことがほとんどです。
この連携がうまくいかないと、不本意な結果を招いてしまうことにもなります。
専門性を持って処置をすることはメリットにもなりますが、医師の連携不足ではデメリットにもなる可能性もあります。

近年、一般歯科医が矯正治療を行ったり、矯正医が一般治療をするケースが増えてきました。
1人のドクターが1人の患者さんに対応することにより、
連携のミスや治療方針のズレなどを解消できるようにもなっています。
一般歯科医と矯正医のどちらが良いということではなく、ご自身の考え方や希望に合わせて選択するのがいいです。
歯科矯正を成功させるためには、歯科医師と患者さんの協力関係がとても大切になります。
歯科医師を選ぶ際は、費用面だけではなく治療方針や価値観についても理解し
納得できるドクターを選ぶことをオススメします。

2.歯科医師によって治療方針が違う

歯の模型,歯科治療器具

セカンドオピニオンやサードオピニオンをされた方はお分かりになるかと思いますが、
歯科医師によって治療計画が微妙に違ったり、全く違う治療方法だったりします。
特に多いのが歯を抜いて矯正治療をするのか、抜かないでするのかです。
このように歯科医師の中でも治療の考えが異なることがあります。
理由としては、歯科矯正の方法の時代変化や、歯科医師の実力、経験の差、
所属している大学や学会の方針の違いなどによるものです。
基本的な考え方は一緒ですが、患者さんにとっては大きな違和感や
どの歯科医師にお願いしたらいいのか迷いに繋がると思います。
治療期間や費用面についてだけでなく、矯正医の考え方や治療方針をよく聞いて話し合っておくのがいいでしょう。
もし、納得できない場合は遠慮せず他の矯正医にも相談してみましょう。

3.ワイヤー矯正とマウスピース矯正のメリットとデメリットを知る

ワイヤー矯正,マウスピース矯正

ワイヤー矯正とマウスピース矯正ではどのような違いがあるのでしょう?
これを事前に知っておくことで、自分に合った最適な治療方法を選ぶことができます。

【マウスピース矯正のメリット】

薄く透明なマウスピース矯正装置は、ワイヤー矯正に比べて目立ちません。
そのため、ワイヤー矯正に抵抗がある患者さんにも「マウスピース矯正ならやってみたい!」と希望される方が多くいます。
他のマウピース矯正のメリットとしては、取り外しが可能な矯正治療ということです。
これによって食事や歯磨き、デンタルフロスの使用が通常通りにできます。

一方ワイヤー矯正では、矯正装置に野菜や肉など繊維系の食べ物が挟まりやすく、
綺麗に磨こうとすると矯正装置を付けていたときに比べて3倍の歯磨き時間がかかってしまいます。
デンタルフロスを通すのも高いスキルが必要なので、「ワイヤー矯正をしたらむし歯がたくさん出来た・・・。」
なんて話しも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

【マウスピース矯正のリスク】

マウスピース矯正もメリットだけではありません。
メリットだったはずの取り外しが可能な矯正装置がリスクにもなります。
マウスピース矯正ではマウスピースを装着することで歯が動き矯正が進みますが、
この装着時間は1日20時間以上とされています。
食後すぐに歯磨きをしてマウスピースを装着すれば良いのですが、ダラダラと食事をしていたり、
食べ歩きなどで装着時間が20時間を下回ってしまうと、治療計画通りに歯が動かずにマウスピースが合わなくなります。
そのため、治療期間が当初の予定よりもグンと伸びてしまったり、
新しいマウスピースを作るために追加の費用がかかるケースもあります。

【ワイヤー矯正のメリット】

ワイヤー矯正は24時間365日矯正力が自然に歯にかかります。
月に1回、歯科クリニックに来院して矯正装置の調整が必要ですが、しっかりと来院していただければ矯正治療は成功します。
また、マウスピース矯正とは違い装置の取り外しの必要がなく飲食を楽しむことができるのもメリットの一つです。

【ワイヤー矯正のリスク】

矯正装置が凸凹としていて、ワイヤーもかかっているので、特に繊維系の食べ物がくっつきやすく、
コーヒーやワイン、お茶などが好きな方は茶渋も付きやすくなります。
ブラケット周りが茶渋で汚れてしまうので、審美的な見た目も悪くなります。
また、汚れがつきやすいことから、丁寧にしっかりと歯磨きをしないとむし歯になるリスクが上がってしまいます。

4.矯正移動後の注意点

矯正装置をつけて、歯を綺麗な位置に並べ終わった後も保定期間といって、とても重要な期間に移ります。
歯は元の位置に戻ろうとする働きがあるので、並べて終了となるわけではなく、
リテーナーと呼ばれる保定装置を付けて綺麗に並べた位置をキープします。
この保定装置は昼夜問わず数年間は使用しなくてはいけません。
保定期間は症例によって保定の方法と装着期間の長さも変わるので、
矯正を始める前に矯正医に保定期間とその方法について確認しておくとよいでしょう。

5.マウスピース矯正とワイヤー矯正で守る7つのこと

女性医師

・毎日、決められた装着時間を確保する
・マウスピースを無くさないように管理する
・歯と歯ぐきを健康的に保つように歯磨きをする
・定期的な受診をする
・定期的にメンテナンスを受ける
・指示に従いエラスティックゴムを装着する
・矯正終了後は保定装置をつける

マウスピース矯正でもワイヤー矯正でもメリットばかりに目がいってしまうと、
実際に矯正を始めた時とのギャップで協力的にできなくなってしまいます。
どちらの方法を選ぶにしてもメリットだけではなく、リスクにも目を目を向け自分に合った方法を選ぶことが大切です。
矯正治療を成功させるためには、歯科医師の技術だけでなく
患者さん本人がどのくらいやる気があるのか協力的に動いてくれるのかがカギになります。
歯科医師、歯科衛生士の説明をよく聞き自分に合った矯正方法を選択しましょう。

最後に、当院では無料カウンセリングを行なっております。
歯並びや矯正についてお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
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